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2011夏アニメの注目作『ダンタリアンの書架』先行上映イベント開催!
2011年07月06日 01時00分 []
左から上村泰監督、小野大輔(ヒューイ役)、沢城みゆき(ダリアン役)、武田康廣プロデューサー(GAINAX)

7月15日から放送開始するTVアニメ『ダンタリアンの書架』の先行上映&トークイベントが6月29日、新宿明治安田生命ホールにて開催された。イベントには沢城みゆき(ダリアン役)、小野大輔(ヒューイ役)、上村泰監督、武田康廣プロデューサーが登壇した。

『ダンタリアンの書架』作品画像を見る

本作は『アスラクライン』『ランブルフィッシュ』などの人気シリーズで知られる三雲岳斗の原作小説のアニメ化で、制作をガイナックスが手がけるという話題作だけに、当日は大勢のイベント当選者が詰めかけた。上村監督は「ヨーロッパのおとぎ話にあるような、静かな、でも血なまぐさい部分もある物語性や精神性、そういうあいまいなものをアニメでどうにか表現しようとしている」と語った。武田プロデューサーは特抽のスコットランドの民族衣装キルトで登場し、「小説では具体的な書き方をされているわけではないが、アニメでは舞台をイギリスのロンドンやオックスフォードなど実在の街にした。実際に現地に取材に行って当時のマナーや、階級社会や衣装など極力徹底的に調べた。そのリアルさが物語を描くバックボーンになっている」と明かした。

作品について、小野は「幻書は長くて朗読するのに苦労するが、声に乗せる意味がある。じつはダリアンやヒューイよりも幻書そのものがこの作品の主人公ではないかと思う。幻書に人生を狂わされてしまった人は感情を爆発させるが、ダリアンもヒューイも感情を吐露しない。演技をする上でキャラクターのバックボーンとして込めるものは多いが、ことさら声に乗せてはいけない感じ」、沢城は「原作小説は、キャラクターたちの行動の意味に読者が想像の翼を広げる余地がある。読む側が行間を想像してあげることで、作品自体の精神性に深いところまで触れることができる作品だと思う。アニメでは、その精神性自体は変わらないが、キャラクターの動きや音楽や声によって、視聴者の五感に伝わりやすくなっているのが、小説とアニメの違いだと思う」とコメント。沢城をダリアン役に熱望した監督は、その理由を「ダリアンは“おくち”が悪い子で(笑)、いろんな暴言を言うしいろんなものを食べる、でも沢城さんが演るとどこかで品が残るから」と語った。

第一話の上映を前に、沢城は「見どころは、私がいかに普段の小野さんとの関係を断ち切れたか(笑)。芝居をしていると呼吸感のゆったりしたところが似てしまう。第1話で会ったばかりのふたりは、ちぐはぐに掛け違っていないといけないので、初対面感を大事にした」、小野は「僕もダリアン役は沢城だと思う。辛辣な言葉が空気のように感じられる(笑)。見どころは書架の鍵を開けるシーン。そのキーワードになるセリフに震えがきた。ぜひ楽しみに見て欲しい」と力を込めた。最後に監督が「ヒューイも小野さんじゃないとダメ」と言うと沢城が「私も今回初めて、小野さんは本当にいい声なんだなと思った(笑)」と告白して大いに盛り上げ、イベントは賑やかに終了した。

『ダンタリアンの書架』は7月15日からテレビ東京他にて放送開始。7月8日には「放送前特番」も放送される。詳細は公式サイトへ。

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