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韓国の俳優、ソ・ジソブが6月14日、都内で最新主演映画『ある会社員』の舞台挨拶を行った。
場内は2階席まで満席状態。同作のヒットを記念して緊急来日したソ・ジソブは、大きな拍手と歓声の中、まぶしそうな笑顔で登場。上映を待つ観客に向かって「最初から最後まで集中して観てください。アクションもあるし、ラブストーリーも、メッセージも込められていますので、とにかく楽しくご覧いただければと思います」と挨拶した。
映画の中でソ・ジソブが演じたのは、“殺人”を業務とする会社の社員チ・ヒョンド。腕利きの殺し屋ではあるものの、着ているのはありふれたスーツというギャップが面白いところだ。ずっとネクタイを締めていなければいけないのが辛かったそうで「撮影している間、息苦しかったです。映画の中では人に危害を与える職業を演じていますが、職場に通って働く人であれば共感できるところがあると思います」と語った。
ヒョンドは、会社の方針に疑問を抱かずに生きてきたが、ひとりの女性と出会ったことをきっかけに新たな人生を夢見始める。これに関連して、結婚観について聞かれると「年が年なので、そろそろしたいですが、これといった結婚観はありません。“言葉が”通じて、思いやりのある人がいいなと思います」。「言葉=言語」と思った観客から、落胆ともとれる笑いが漏れると、すぐに「『話が通じる』という意味です。僕もいつかは結婚しないといけないですよね」とフォローする心遣いを見せた。
共演者は、若手からベテランまでバラエティ豊かな顔ぶれ。自身の部下を演じたアイドルグループ・ZE:Aのキム・ドンジュンと特に仲よくなったそうで「演技に対して真摯で、演じることが好きだというのが伝わってきました」と賞賛。今でも演技についてのアドバイスを求めて電話がかかってくると明かした。
最後に「タイトル通り、会社員の方々へのメッセージも込められています。自分自身が幸せに仕事をしているのか、楽しんで仕事をしているのかということについて、もう一度振り返って考えていただければ。どうぞ楽しんで観てください」との言葉を残し、颯爽と会場を後にした。
映画『ある会社員』は丸の内ピカデリー他にて公開中。
取材・文:佐藤 結
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