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公開中の映画『10人の泥棒たち』の日本語版でキャストを務めた山寺宏一、平野綾、朴ろ美(ろは、王へんに路)、小山力也が作品について語った。4人の“声のプロフェッショナル”は本作をどのように演じたのだろうか。
映画は、世界にたったひとつしかないダイアモンド“太陽の涙”を巡って10人の野心を抱えた男女が観客の予想を裏切るかけひきを見せるエンターテインメント作品。4人のほかにも平田広明、石塚運昇、小山茉美、野島健児、小松由佳、中井和哉らがキャストを務めている。
これまでも数々の外国映画で吹替キャストを務めてきた山寺は「オリジナルの役者さんがどんなニュアンスを込めて演じているのかを音で汲み取ろうとしますし、それがいちばんの手掛かり」とした上で、ポーカー・フェイスを崩さない泥棒たちのリーダー、マカオ・パクについて「単純に感情が表に出てくるキャラクターではないので、その裏に秘めている真意も自分で理解しながらセリフを言わないといけない。ただ淡々と、クールに喋ればいいわけではないですからね。そのニュアンスが出せているかどうか……難しかったけれど、やりがいはありました」と振り返る。一方、ロープ使いの達人イェニコール役の平野は「イイ子にならなくていいから、言葉が荒いときにはもっとガラが悪くなってもいいし、逆に猫を被って男性に言い寄るときなんかは、キャラが変わってしまうから、もっと落差をつけるようにとの演出がありました。演じ分けが大変でした」と言う。
本作の日本語版は、オリジナルの魅力を損なわずに声を演じることができる主演クラスのキャストが揃った。小山も「日本語吹き替え版も、なかなか巡り会わないキャストが結集して作品を作り上げることができました。ぜひこの機会に、吹き替え版の威力というものをしっかりと受け止めていただければと思います」とその完成度に自信を見せ、朴は「アクションあり、ラブストーリーあり、コメディありと、盛りだくさんな作品になっています。しかも今回は、個性的な声優陣が競演した日本語版でもお楽しみいただけます。オリジナルの原音版も観ていただきたいですし、日本語版はどうなっているんだろう? と気になる方には、どちらのバージョンも観ていただきたいと思います」とメッセージを寄せている。
『10人の泥棒たち』
6月22日(土)より、TOHOシネマズ 渋谷ほか全国2週間限定公開
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