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『タクシードライバー』『グッドフェローズ』など様々な名作を生んだハリウッドの黄金コンビ、マーティン・スコセッシとロバート・デ・ニーロ。このふたりが同じくヒットメーカーであるリュック・ベッソンと初のタッグを組んだことで話題なのが『マラヴィータ』だ。この豪華コラボの実現について語ったベッソンのコメントが届いた。
本作は、FBIの証人保護プログラムでフランスの片田舎に引っ越してきた元マフィア一家が巻き起こす騒動を描いたヒューマン・コメディ。一家の主で泣く子も黙る元マフィアのボスを演じるのはもちろんデ・ニーロ。スコセッシは製作総指揮を務め、ベッソンがメガホンを執った。このコラボが実現したのは、ベッソンのスコセッシへのリスペクトが発端だったという。「僕はマーティンやフランシス・フォード・コッポラといった監督たちの大ファンで、『ゴッドファーザー』や『スカーフェイス』、『グッドフェローズ』を観て育ったんだ。最初にロバート・デ・ニーロをキャスティングしようと思ったとき、僕たちはマーティンにも参加してくれないかどうか聞くことにした。だって、この映画は彼に対する賛辞でもあるんだからね」。
ベッソンのその言葉どおり、『グッドフェローズ』を引用したシーンが登場するなど、本作はスコセッシにオマージュを捧げる作品となった。それだけに、憧れの存在が協力を快諾したときのベッソンの喜びは大きかったようだ。「映画の中で彼に触れている場面もあるから脚本を送ったんだ。彼はそれを読んで、すごく笑ってこう言ってくれた。『やるよ、もちろんだ。君とやるよ!』とね。それは最高で完璧な瞬間だった。あのマーティンと仕事ができるなんて本当に光栄だよ」。
デ・ニーロとスコセッシは現在70歳。ベッソンは54歳と世代はひとつ下だが、泣く子も黙るビッグネームなのはご存知のとおり。そんなベッソンをいち映画ファンのように狂喜乱舞させるスコセッシはさすがと言うほかない。劇中にほとばしるベッソンからスコセッシヘの“愛情”をチェックしてみてほしい。
『マラヴィータ』
11月15日(金) TOHOシネマズ有楽座他全国ロードショー
(C)EUROPACORP- TF1 FILMS PRODUCTION - GRIVE PRODUCTIONS.Photo:Jessica Forde
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