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韓国出身の人気グループ・BIGBANGのT.O.Pが11月20日、神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールで開催された、自身の主演映画『同窓生』の公開を記念したイベントに登場。昼夜2公演で1万人を熱狂させた。

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ステージ中央のレッドカーペットが敷かれた階段から登場したT.O.P(from BIGBANG)は、彼が決めた“ブラック・ホワイト”のドレスコードで盛装したファンを見て「オシャレだね〜！」と上機嫌。

同作はT.O.Pが3年ぶりに主演した映画で、「妹を助けるために殺し屋になる、19歳の少年の運命とアイデンティティを描いた作品」と説明。「月曜から木曜まで夜通し同窓生の撮影をし、金曜から日曜はBIGBANGのワールドツアーで海外。気持ちの切り替えが大変だったが、それが自分を成長させてくれたと」撮影の裏話を語った。

1月の公開に先駆け、アクションシーンのメイキング映像が流れると「このシーンでケガして手術した。大トロみたいな色だった(笑)」と大事を笑いに変えるT.O.P。スタントのために1日4時間トレーニングしたという身体に関しては「次の作品で服をすべて脱ぐことになりました」と発言して会場を沸かせた。

同イベントは、T.O.P自身がプロデュースした。「プライベートを公開するのは慎重な方だが、ずっと待ってくれたファンのために」と、自ら撮影した自宅の写真を初公開。ホテルのような瀟洒(しょうしゃ)な空間に会場からため息がもれると、「インテリアもすべて自分でデザイン。ガラス張りのバスルームからは漢江が見えます。男のひとり暮らしなので、見られても構いません(笑)」と言いながら、「普段は部屋でひとりで鏡を見ながらワインを飲んでます」と意外なプライベートを明かした。

ファンと触れ合うコーナーでは、抽選で選ばれたファンにインスタント写真撮影や握手をサービス。最後に「今日は皆さんに僕の気持ちをちゃんと伝えたくて手紙を書きました。『同窓生』は、ミュージシャンではなく、俳優、チェ・スンヒョンとして3年ぶりの映画。イ・ミョンフン(役名)の気持ちが伝われば嬉しいです。皆さんの応援が僕にとって一番の力になります。愛してます！」と、ファンへの手紙の朗読。感動と歓声に包まれて、初の単独イベントは終了。終演後には、本編が一部先行公開された。

開演前の会見では、「準備に4か月、撮影に1年かけた作品。僕の解釈で人物を繊細にデザインして役作りをした。どのように見ていただけるか期待してるし、緊張もしている」と主演作に対する思いを語った。

映画『同窓生』は2014年1月25日(土)より全国ロードショー。

取材・文：坂本 ゆかり

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