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WOWOWの連続ドラマW「トクソウ」の完成披露試写会が23日に都内で開催。主演の吉岡秀隆に真飛聖、三浦友和、河合勇人監督が上映前に舞台あいさつを行なった。
日本最強の捜査機関「特捜検察」の実態に迫る本作。地検から異動した織田は、絶大な権力を誇るエース検事・鬼塚の下で働くこととなるが、決定的な証拠なしで捜査を進める鬼塚の手法に疑問を抱き…。
拍手で迎えられた吉岡は「WOWOWらしい、WOWOWならではのドラマができました」と仕上がりに自信を見せる。さらに「三浦さんは民放ドラマの頭をしてますがWOWOWです!」と現在「極悪がんぼ」に出演中で検事役にもかかわらず金髪で登壇した三浦を見やりニッコリ。三浦は「最近、この頭に慣れてきました」と苦笑交じりに語り客席の笑いを誘った。
汚職事件の捜査にあたる検事ということで専門用語も頻出。三浦は「この仕事を40年以上やっていて、一番の説明ぜりふの多さでした。贈賄、収賄、全部説明してます。夜中にパッと目が覚めて、せりふが頭をグルグルと回るという経験は初めて」とげんなりした表情で語った。
吉岡演じる織田は、捜査を巡り最終的に三浦が演じる鬼塚と“対決”することに。吉岡は「三浦さんは『三丁目の夕日』の優しい宅間先生のイメージしかなかったのに」とガラリとイメージを変えた三浦との対峙を述懐。「寒風吹きすさぶ群馬のダムで、微動だにしない三浦さんを見ながら演じました」と振り返る。一方の三浦は「寒くて動けなかったんです。着込んでたし(笑)」とおどけるが、河合監督は「ドキドキワクワクしました」と対峙するふたりが作り出した緊張感を絶賛していた。
劇中、汚職事件と共に不可解な殺人事件が描かれ、検察と日本特有の存在と言える司法記者クラブのゆがんだ関係性や腐敗も描き出される。男社会の中で強く生きる司法記者・桜井を演じた真飛は、演じた桜井について「男ばかりの中でのたいへんな仕事であり、共感できました」と語った。現場も男性ばかりだったが「ホステスになって潜入するシーンは女性ばかりで、その日はスタッフさんも楽しそうでした(笑)」と撮影の思い出を明かし、会場は笑いに包まれた。
ドラマW「トクソウ」
5月11日(日)夜10時スタート
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