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6月2日より、東京・新橋演舞場で三宅裕司率いる熱海五郎一座の最新作『爆笑ミステリー 「プリティウーマンの勝手にボディガード」』が開幕。前日の6月1日にゲストの大地真央ほか、三宅裕司、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、Take2の東貴博・深沢邦之が会見に出席、同作への意気込みを語った。
熱海五郎一座は、2004年に伊東四朗が座長となり旗揚げした「伊東四朗一座」が始まり。しかし、2006年に伊東がスケジュールの都合でどうしても参加できず、三宅裕司が座長になり“伊東ならぬ熱海”、“四朗ならぬ五郎”で「熱海五郎一座」を旗揚げ。伊東四朗一座から数えると、今年で12年目を迎える人気舞台だ。昨年、新橋演舞場に初進出し、今年も同会場でゲストに大地真央を迎え、歌あり、ダンスあり、笑いありの推理劇を上演する。
三宅は大地の起用について「大地さんのダンスや歌などカッコいい振る舞いと相反するところで、沢山ボケ倒してくれればその落差で面白いものが生まれると思い、声をかけさせていただきました。予想通り見事にボケ倒してくれているので、期待していただいて良いと思います」と太鼓判を押した。
そのほかの出演陣も大地について「大地さんと一緒に舞台を立てるのが嬉しい。稽古中は大地さんが高級なお菓子を毎回差し入れてくれて、本当にお金持ちなんだなと思いました(笑)」(渡辺)。「先ほど、大地さんはカッコよさとの落差があって面白いと三宅さんがおっしゃってましたが、我々コメディアンは落差がないので、我々の方がハンデがあるんだなと気づきました(笑)」(ラサール)。「こんなに報道陣が集まってくれるのは、僕らが12年頑張ってきたからではなく、大地さんの人気だと思います(笑)」(小倉)とコメント。
出演陣からの絶賛を受けた大地。同作の印象について聞かれると、「ボケるのが苦手で、シリアスな私としては・・・」と語り始め、すぐさま出演陣から「それがすでにボケです!」とツッコミが。出演者の息が合った様子が伺えた。続けて大地は「面白くて楽しい皆さんの中にいるのが、本当に幸せです。このお芝居はストーリーがしっかりしていて、とても面白い。そして毎日微調整が入るので、やる側としても適度な緊張感がある。色々な方に見ていただきたいお芝居ですね。私も客席で見たいぐらいです(笑)」と語った。
同作の見所について、三宅は「見所とよく聞かれるんですが、台本作りの段階から、出演者全員が均等に目立つような内容にというのを考えています。なので、入れ替わり立ち替わり見せ場があるということで、全編が見所だと思います。ラストはホロッとくるような作りになっていますので、笑って笑って最後ちょっとグッときていただきたい。嫌なことを忘れて、次の日から頑張れるようなお芝居になっていますので、ぜひ劇場に足を運んでください」と語った。
熱海五郎一座『爆笑ミステリー 「プリティウーマンの勝手にボディガード」』は6月26日(金)まで、東京・新橋演舞場で上演。チケットは発売中。
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