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7月3日(金)より東京・サンシャイン劇場で上演されるミュージカル『うたかふぇ』。同作の公開舞台稽古が6月16日、都内スタジオで行われ、主演のお笑いコンビ・次長課長の河本準一、牧野由依、陽月華、大山真志、菊地美香、なだぎ武が出席した。
同作は、脚本・演出家の福島三郎主宰の劇団「丸福ボンバーズ」が2012年に初演した舞台の再演。人々に親しまれていたカフェが、大型ショッピングモールの建設によって存亡の危機に立たされたことから巻き起こる騒動を描く。
公開舞台稽古後、行われた囲み取材で、同作が演劇公演初舞台、初主演となる河本は「色々な事が初めてです。他のメンバーは経験豊富な方々なので、座長ですが気持ち的には一番後輩の気分。自分が何かできる事がないかと考えた時に、やはりムードメーカーじゃないかと思いまして、稽古は毎回明るく元気に楽しくやっています。今年40歳になりまして、これまでやってきた芸人の仕事とはちょっと違う事に挑戦したいと思っていた所にこの作品のお話をいただきました。次、50歳になるまでの10年間、色々な事に挑戦したいと思っている自分にとって、これが最初の仕事なので、是非観に来て欲しいです」と語った。
カフェのウェイトレス役を務める牧野由依は「普段声優や歌手の仕事をメインにしているんですが、今回この仕事に出演できて幸せです。稽古の時から凄く楽しくて、歌うことがこんなに楽しいものなんだなと、この作品に関わらせていただいて改めて気づきました。楽しい雰囲気が劇場に来てくださった皆さんにも伝われば良いなと思います」と話した。
稽古の手応えについて報道陣から聞かれると、河本は「舞台で歌を歌う事に関しては、最初は戸惑いもあったんですが、歌が好きなのであっという間に慣れましたね。自分の中では手応えしか感じていないです。すでにやりきったような気持ちでいるので、この高いテンションを本番までどう保っていこうかって考えています(笑)」と自信をのぞかせた。また「勝手が分からなかったので、本読みの時にはセリフを全て頭に入れて、台本を見ずにみなさんの顔を見ながらやっていたら、“本を読んでくれ”って叱られてしまいました(笑)。“良い事じゃないの?”って思ったんですが、自分がそれをすると周りの人が慌てだすって言われて、すみません、と言いました(笑)」と稽古の裏話を明かした。
ミュージカル『うたかふぇ』は7月3日(金)から12日(日)まで東京・サンシャイン劇場で上演。チケットは発売中。
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