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『海難1890』トルコでも300館規模で公開決定
2015年12月05日 21時04分 [舞台挨拶]
(左から)忽那汐里、内野聖陽、ケナン・エジェ

日本とトルコの友好125周年を記念し、両国が合作した歴史スペクタクル『海難1890』の初日舞台あいさつが12月5日に、東京・有楽町の丸の内TOEIで行われ、内野聖陽、ケナン・エジェ、忽那汐里、夏川結衣、田中光敏監督が登壇。日本での“船出”に続き、12月下旬よりトルコでも300館規模での公開が決定し、田中監督は「両国の友情の輪を広げながら、切磋琢磨し完成させた自信作」と構想10年の本作封切りに感慨しきりだった。

『海難1890』舞台あいさつ/その他の写真

1890年9月に和歌山県沖で発生し、その後の両国の友好関係の礎となったエルトゥールル号遭難事件を題材にした本作。乗組員の治療に奮闘する医師を演じた内野は「超力作」と手応えを示し、「当時の人々が、トルコの皆さんに差し出した真心こそが主人公。トルコの俳優さんが国の威信をかけて参加してくれたので、こちらも武者震いした」と振り返った。

海軍機関大尉を演じるケナン・エジェは、「日本の文化と皆さんの勤勉さに感銘を受けました。僕らを温かく迎え入れてくれたことは一生忘れません」と映画同様、両国が手をつないだ撮影現場に感謝の意を表した。

本作は1890年の海難事故に加えて、イラン・イラク戦争下の1985年で起こったテヘラン在留邦人の救出劇を描く。ケナン・エジェとともに、ふたつの時代に生きた人物を1人2役で演じた忽那は、「普段の倍以上の時間をかけて、丁寧に作り上げた作品。出演作が海外でも上映されるのは初めての経験なので、トルコの皆さんにも早く見ていただきたい」と感無量の表情。夏川も「日本とトルコの人々が力を合わせて完成した作品なので、公開を迎えて嬉しい」と喜びを語った。舞台あいさつでは登壇者が、本作への思いをこめた“今年の漢字”をお披露目した。

『海難1890』
公開中

取材・文・写真:内田 涼

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