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ミュージカル「忍たま乱太郎」第7弾 再演 ~水軍砦三つ巴の戦い!~ が、東京ドームシティ シアターGロッソで上演中だ。
尼子騒兵衛著作の漫画「落第忍者乱太郎」(朝日新聞出版刊)と、それを原作にしたアニメ「忍たま乱太郎」(Eテレ)をミュージカル化した本作。2010年の第1弾から“忍ミュ”の愛称で親しまれ、本作は今年1月に上演された第7弾の再演。今回はシリーズ始まって以来の静岡、尼崎での旅公演も行う。中でも尼崎は、尼子騒兵衛の暮らす街であり、土地名がそのままキャラクターの名前になっているなど、『忍たま乱太郎』の聖地とも言える場所。
描かれるのは、シリーズ初登場のキャラクター・兵庫水軍と忍術学園六年生たちとの“ファーストコンタクト”。忍者嫌いで知られる兵庫水軍の男たちが、忍術学園の生徒たちとどのようにして出会い、また理解しあうようになったのか、という原作には描かれていないオリジナルストーリーで、兵庫水軍が原作に登場する以前の「エピソードゼロ」となっている。
第7弾初演で好評を博した、足を踏み鳴らして踊る“ストンプ”や、20人以上の大迫力の殺陣、楽しいマルチエンディングはもちろん、今作では、ヒーローショーも行われる“シアターGロッソ”という劇場を生かし、派手なワイヤーアクションや新曲も新たに追加。地上から空中まで楽しそうに動き回る忍者たちの姿に、子供から大人まであっという間に引き込まれるはずだ。
囲み取材では、初めての旅公演について、潮江文次郎役の海老澤健次が「歴代のメンバーが一生懸命、一弾ずつ作ってこられたおかげで僕たちが行くことができます。今までの先輩方の気持ちも持って、代表として、たくさんの方々にこのミュージカル『忍たま乱太郎』を知っていただいて、元気を与えて、みんなが明るくなるようにがんばりたい」。
また、立花仙蔵役の鐘ヶ江洸は「“日本を元気にしていく”っていう目標で僕たちはやっています。舞台を観て、明日もがんばろうって思ってもらえるように、僕らは精一杯舞台上で生きますので、楽しんでもらえたら!」と意気込みを語った。
本作は、7月3日(日)まで東京・東京ドームシティ シアターGロッソ、7月15日(金)から17日(日)まで兵庫・あましんアルカイックホール、7月23日(土)・24日(日)は静岡・静岡市民文化会館にて上演。
取材・文:中川實穗
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