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長編アニメーションとして全米歴代ナンバー1のオープニング記録を樹立し、快進撃を続けるディズニー/ピクサー最新作『ファインディング・ドリー』の日本公開が迫るなか、前作『ファインディング・ニモ』から続投し、日本語版のキャストを務める室井滋(ドリー役)と木梨憲武(マーリン役)が取材に応じ、本作を生み出したピクサー・アニメーション・スタジオの魅力を語った。
物語の舞台は、前作で小さなニモが大海原で奇跡の冒険を果たした1年後。今度は忘れんぼうのドリーが、かすかな記憶を頼りに、愛する家族を探す旅に出かけることに。ドリーの親友であるニモ、そしてニモの父親・マーリンは無謀ともいえる彼女の冒険に同行するが…。果たして、ドリー出生の秘密とは? 再び、奇跡と感動のドラマが幕を開ける。
「続編の噂は聞いていましたが、まさかドリーが主人公だなんて、驚きましたね。私も年齢を重ねて、忘れっぽくなっていて(笑)、周りから『ドリーみたい』って言われるんですよ。ただ、ドリーが素敵なのは、忘れっぽい性格的なハンデを自分の個性にしているところ。例えば、直感力がすごかったり。そんな姿に勇気づけられますね」(室井)
「僕自身が続編を待ち望んでいたから、マーリンをまた演じられることも含めて、とにかくうれしいの一言ですよ。マーリンは相変わらず、おせっかいで心配性だけど、息子(ニモ)の成長を誇らしくも思っている。誰もが冒険を通して、自分を発見するメッセージ性もいいですよね。人間、自分のことが一番分からないものですから」(木梨)
今年、創設30周年を迎えたピクサー・アニメーション・スタジオ。その魅力は「発想力のすごさ」だと語る室井は、『モンスターズ・インク』や昨夏大ヒットした『インサイド・ヘッド』を例に挙げ、「日常生活で埋もれがちな空想や想像を、純粋なまなざしで形にしてくれる。実は昨晩、巨大なUFOが温泉に浸かっている夢を見たんですけど(笑)、ピクサーなら面白い映画にしてくれるかもしれないなって」と声を弾ませる。
長編第1作である『トイ・ストーリー』からのピクサーファンだという木梨は、「室井さんがおっしゃる発想力はもちろん、『もしかしたら…』『きっとそうだ!』って刺激してくれるストーリーが大人にも子どもにも響くんですよ」としみじみ。また、『ファインディング・ドリー』では映像の進化にも驚かされたそうで、「タコの動きがすごいですよ! 全体的にも前作からレベルアップしていて、1回見ただけではすべてを見切れない」と熱弁した。
『ファインディング・ニモ』
フジテレビ系 7月15日(金) 21:00〜22:57
※一部地域を除く
『ファインディング・ドリー』
7月16日(土) 全国ロードショー
取材・文・写真:内田涼
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