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FBIに実在する行動分析課(通称BAU)のエリートプロファイラーたちが、全米各地で発生する凶悪事件に挑んでいくTVシリーズ『クリミナル・マインド』。全米では2005年からスタートし、犯罪捜査ドラマのジャンルでは今やダントツの人気を誇っている。その人気を牽引するキャラクターのひとり、スペンサー・リード役のマシュー・グレイ・ギュブラーが番組プロモーションのため来日した。
今回の来日は5年ぶり、3回目になるギュブラー。劇中では3つの博士号を持ち、IQ187の知能でオタクキャラのリードをシリアスタッチに演じているが、素顔の彼はとても人懐っこくておしゃべり。「もう10年以上、リードを演じている。最初の頃はリードの外見やファッションは普段の僕そのものだった。でも、だんだんプライベートでもリードと同じなのがイヤになって、今じゃ全く違う。特に、ヘアスタイルはシーズンごとに違うからね(笑)。服装も今のリードはクールな大学教授のイメージだよ」
モデルとして活躍後に俳優デビューした彼は、元々ニューヨーク大学で映画製作を学んでいるだけあって監督志向が強い。現在も長編映画のために脚本を執筆中で、「ロマンティックコメディなんだけど、全然ロマンティックでもなければ面白くもない。だけど、それがスーパーグッド!」と茶目っ気たっぷりに話す。監督としてはこの『クリミナル…』でも、過去にいくつかのエピソードを担当。「脚本家たちは僕がダークなものが好きということをよく知っているから、一番クレイジーで一番変わったものを振ってくるけど、僕はそれを毎回、クビになる覚悟で撮っている」という。日本では9月6日からWOWOWにてシーズン11がスタートするが、第18話を演出している。
さて、そのシーズン11では、女性司法心理学者のタラ・ルイス(アイシャ・タイラー)が加入するなど、新しい動きが見られる。「観客にはタラの目を通して、BAUをフレッシュに見ることになるのでとてもいいと思うよ。それにファンにとっては、(人気メンバーだった)エミリー・プレンティスも戻ってくるから楽しみも多いんじゃないかな。僕が演じるリードとしての見どころは、第11話の「エントロピー(原題)」で自分自身の運命を変えるような出来事が起きる。それから、恋もする……。おっとこれ以上はスーパーシークレット!(笑)」。
全米ではすでにシーズン12の制作も決定し、ギュブラーはまだまだ忙しい。最後にそんな彼のリフレッシュ法を尋ねてみると、なんと「お風呂」。しかも、「前に来日したときに京都で見た露天風呂が気に入って、ヒノキの風呂を庭に置いているんだ」という。こんな日本大好きなギュブラーが演じるDr.リードの活躍を楽しみにしたい。
『クリミナル・マインド11 FBI行動分析課』
9月6日(火)よりWOWOWプライムにて放送
二カ国語版:毎週火曜夜11時
字幕版:毎週水曜深夜0時
(第1話無料放送)
取材・文:前田かおり
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