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中屋敷法仁×市川知宏×陳内将が語る新生『露出狂』
2016年09月14日 12時20分 [演劇]
(画像左から)陳内将、市川知宏、中屋敷法仁 撮影:石阪大輔
(画像左から)陳内将、市川知宏、中屋敷法仁 撮影:石阪大輔

14名の俳優による愛憎×群像×スポ魂活劇である『露出狂』が今月30日に開幕する。作・演出は中屋敷法仁(劇団「柿喰う客」)。2010年にオール女性キャストで初演された本作を、2012年にパルコ・プロデュースとしてオール男性キャストで上演。今回は14名×3チーム<チーム露・チーム出・チーム狂>の計32名(2チーム出演者アリ)で上演する。作・演出の中屋敷と、それぞれチーム露・出に出演する市川知宏、陳内将に話を聞いた。

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今回、3チームで上演することについて中屋敷は「3チームでやろうと思ったのではなく、オーディションで一緒にやりたい俳優が多かったということです。既に作ってしまった作品で、僕自身も『この作品はこうあるべきだ』みたいな固定観念みたいなものができてしまっているので、できればそれを崩してくれるような、豊かな彩りを持った俳優さんに出会いたいというのが先にあって。役のイメージを更新してくれそうな俳優さんを探していたら、すごくたくさんいた」。選ぶ基準については「芯のある声、身体、心を持った人。言葉だけ、上っ面じゃない芝居をできる人」だったという。

本作の内容について陳内は「(スポ根の)熱いお芝居が始まるんだなと思って観ていたら、途中からおやおやおや、と。これなんの話だろうなって(笑)」、市川も「衝撃でしたね。なにをやってるんだろうと思って。ゲラゲラ笑ったのを覚えているので、それを超えるものを作りたいです」。

配役については「みんなを露出させるためには、(各出演者が)これまでどういう見方をされてたのか、どういうイメージの役をやってきたのかがすごく大事で。敢えて若干のミスキャスト、少しピッタリじゃない配役を心掛けました。この人のこういう芝居観たことあるってならないようにしなきゃってことは考えています」(中屋敷)。

中屋敷「『露出狂』に出合うと、確実に価値観が変わるんじゃないかなと僕は思っています。世の中の見方とかが変わって人生が楽しくなるんじゃないかな。僕もそういう作品を作れてよかったなといまだに思うので。気持ちいい演劇を観れると思います」
市川「小さすぎてアホらしかったり、部活を出ちゃえばどうでもいいことに揉まれてる感じに楽しさを感じてもらえると思います。観て何か感じる作品だと思うので、ぜひ観てほしいです」
陳内「32人が入り乱れる稽古は、どのチームも作用されるし作用すると思っていて。その稽古場でのうねりがドーンとお客さんに届くはずなので。いろんなチームを観たくなると思います!」

公演は、9月30日(金)から10月10日(月)まで東京・Zeppブルーシアター六本木にて。各回のチケットのほか、チケットぴあではセット券も発売中。

取材・文:中川實穗

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