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浅田次郎、自作の宝塚での舞台化に「躍り上がって喜んだ」
2016年10月27日 18時40分 [ミュージカル・ショー]
会見より。左から、実咲凜音、浅田次郎、朝夏まなと
会見より。左から、実咲凜音、浅田次郎、朝夏まなと

宝塚歌劇宙組公演『王妃の館 −Chateau de la Reine−』『VIVA!FESTA!』の制作発表が10月26日、都内にて行われた。今月半ばに大盛況の中、人気作『エリザベート』の千秋楽を迎えたばかりのトップコンビ、朝夏まなと、実咲凜音のほか、『王妃の館』原作者の浅田次郎も登壇。公演への意気込みと期待が語られた。

宝塚歌劇宙組『王妃の館』チケット情報

『王妃の館』はパリの高級ホテルを舞台に、高額ツアーと格安ツアーそれぞれに同じ客室を使わせるという旅行会社の企みのもと、集まった風変わりな人々が様々な騒動を繰り広げるコメディ。原作の浅田は「これはお笑い小説。徹頭徹尾、おやじギャグを散りばめた不思議な小説です」とキッパリ。その中でトップスター・朝夏まなとが扮するのは、セレブ気取りの恋愛小説家、北白川右京。朝夏も「つい10日前まで(『エリザベート』の主役である)黄泉の帝王として君臨していましたが、10日後にはこのようにショッキングピンクのスーツを着て…。とても緊張しました」と苦笑気味だが、「コメディは、自分の意図したものと反して出たものがお客様のウケが良かったりする。予測できないところが難しくもあり、それが上手くいったときの楽しさ、嬉しさがある。大劇場でコメディ作品に挑戦できるのがとても楽しみ。この素晴らしい小説を皆さまに喜んでいただける舞台としてお届けしたい」と意気込む。

その朝夏扮する北白川右京を見た浅田は「私はわりと地味なのですが、作家は本当はこうでなきゃいけない! すごく羨ましい。こういう作家に早いうちになっておけばよかった。デビューした時にカツラを被っておくとか、もっと派手なファッションにするとかすれば、私の方向も違ったのかも」と後悔しきり(?)だったが、「実は宝塚の舞台を観たことがなかった。ミュージカルが好きなので興味があったのですが、どうも男ひとりで行くのが気が引けて…。今回望外なことに『王妃の館』の舞台化ということを訊きまして、躍り上がって喜んだ」とのエピソードも。

また作中で弱小旅行代理店の女社長・桜井玲子に扮する実咲は、今回が退団公演となる。「今日このように舞台でパフォーマンスをし、コメディの難しさを感じました。最後の公演となりますが、課題はたくさんある。新しい自分をお見せできるよう頑張りたい」と意気込みを語った。

後半のショー『VIVA! FESTA!』は世界各地のFESTAをテーマにしたスーパー・レビュー。日本最初のレビュー『モン・パリ』誕生から90周年の記念すべき年に上演される新作として、こちらも注目されている。公演は2017年2月3日(金)から3月6日(月)まで兵庫・宝塚大劇場、3月31日(金)から4月30日(日)まで東京宝塚劇場で上演される。

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