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演 劇
町田慎吾主演の方南ぐみ企画公演『伊賀の花嫁』が、2017年1月13日(金)に開幕する。“これぞ喜劇”と銘打たれた本作は、忍者の末裔の「婚活物語」を描いたオムニバス作品だ。
忍者の末裔・伊賀三四郎を演じる町田慎吾、同じく末裔で三四郎の幼馴染・服部すみれを演じる片山陽加に話を聞いた。
「新年の最初の舞台が喜劇っていうのはすごくワクワクしますね。笑って新しい年を始めるっていう。まだ本読みに参加しただけなのですが、濃い人ばかりなんですよ。面白くなると思います」と町田。片山も「先輩方はしょっぱなからものすごく濃いキャラで(笑)、すごく勉強させていただいてます」と話すキャスト陣は、年齢もジャンルも国籍もさまざまで濃厚。
初共演だが、互いに舞台で観たことがあるというふたり。その時の印象を町田は「歌も踊りもある作品だったのですが、なんでもできて。舞台上ですごく大きく見えたんですけど、実際にお会いしたら僕よりちっちゃかった(笑)。すごいなと思いましたね」。片山は「とてもパワフルな方だと思いました。いつかご一緒できたらと思っていたのですごく嬉しくて。すみれは三四郎より気の強い女の子なんじゃないかなと思っているので、負けないようにがんばりたいです」
抱腹絶倒の喜劇になりそうだが、主演を務める町田は「面白い台詞も、そいつが本気で喋ってるからピントがずれてて面白い。だから今作で三四郎として物語の芯をやらせていただく自分は、まっすぐいればいいんだろうなと思っています。周りが面白い方ばかりですし」。
振付の夏まゆみは、片山にとって邂逅。「AKB48でのデビューのときに夏先生に教えていただきました。そのときに言われた『目からビーム、毛穴からオーラ』という言葉が今でも忘れられなくて。来年はデビュー10周年の年で、こうしてまた夏先生とお仕事をさせていただけるのはなにかの縁だし、運命も感じています」。
「楽しんでやっている雰囲気が、観に来てくださるみなさまにも伝わったらいいなと思います。劇中である方がアイドルヲタの役をされるんですけど、本当にものすごいので、ぜひアイドル好きの方にも観ていただきたいです。ここにホンモノがいたっていう(笑)。2017年の初笑いに来ていただきたいです」(片山)
「幅広い年代の方が楽しんでいただける作品になると思います。個性的な方が揃っているので、絶対に面白い作品になると思っています。皆さんも仕事が始まってる頃だと思うので、観に来て笑って、今年もがんばろうと思っていただけたら」(町田)
公演は2017年1月13日(金)から1月22日(日)まで、東京・博品館劇場にて。チケットは発売中。
取材・文:中川實穗
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