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アメリカの伝統的なドラム・コー(マーチングバンド)をショーアップした『ブラスト!』カンパニーは、2003年以来、昨年までで計10回来日。これまで740公演、111万人以上を熱狂の渦に巻き込んだ。昨年からはディズニー音楽と融合し、『ブラスト!: ミュージック・オブ・ディズニー』を世界初演。よりパワーを増し、人気を博している。日本におけるドラム・コーの第一人者で、5人いる日本人キャストのひとり、パーカッションの石川直が意気込みを語った。
昨年の『ブラスト!: ミュージック・オブ・ディズニー』の手応えはいかがでしたか。
「お客さんにものすごく喜んでいただき、ディズニー音楽の力を実感しました。『ブラスト!』自体、これまで10年以上をかけて進化してきました。昨年は、新たなスタイルを目指して、ゼロから構成し、作りあげました。今年は5月下旬から日本・山形で合宿し、ブラッシュアップ。そのままツアーへと突入します。日本での合宿は初めてなので、ワクワクしますね。新曲が「どこまでも〜How Far I’ll Go」(『モアナと伝説の海』より)、「彼こそが海賊」(『パイレーツ・オブ・カリビアン』より)を始め、5曲程度加わる予定です。また昨年から大きなLED映像が加わり、マーチングと映像をリンクさせる、ダンサーと動きをシンクロさせるなど、視覚的にもより楽しんでいただけるようになりました」
印象的だった曲は?
「『魔法使いの弟子』(『ファンタジア』より)や『ビビディ・バビディ・ブー』(『シンデレラ』より)は管楽器と打楽器の奏者の動き、ダンサーたちも交えて、上手くまとまりました。『アンダー・ザー・シー』(『リトル・マーメイド』より) では海の中の映像を背景に、ダンサーが足にフィンをつけて踊り、楽しい雰囲気で盛り上がりました」
『ブラスト!』は幕間や終演後に、キャストと観客とのミート&グリートがあるのも楽しい点ですね。
「はい。キャストとお客様が一緒に楽しめる時間を設けています。作品を観ていただくだけでなく、お客様と共に楽しみ、コミューニケーションすることで、時間と空間を共有する。その感覚は、ディズニーのテーマパークと似ていますね。また全国ツアーでは、お客さんの地域性を感じられます。一番ノリが良いのは大阪。今年も全国を回りますから、皆さんとの交流を楽しみにしています!」
8月15日(火)から30日(水)まで東京・東急シアターオーブで上演するほか、7・8月に全国を巡演。
取材・文/三浦真紀
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