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「王室教師ハイネ-THE MUSICAL-」初日を前に東京・Zeppブルーシアター六本木にてゲネプロと囲み取材が行われた。本作は赤井ヒガサ原作で「月刊Gファンタジー」(スクウェア・エニックス)にて連載。脚本を桜木さやか、演出を吉谷光太郎が手がけている。なおミュージカル版にはアニメ版で声優を務めた植田圭輔、安里勇哉、安達勇人、廣瀬大介、蒼井翔太が挑むことで話題となりチケットは早々に完売。9月18日(月・祝)大千秋楽でのライブビューイングが全国の映画館で決定、発売されている。
舞台「王室教師ハイネ -THE MUSICAL-」チケット情報
囲み取材では植田、安里、安達、廣瀬、蒼井の5人が登場。主演でハイネ役の植田は「アニメから関わらせていただきましたが、舞台から参加したメンバーも愛を持って接していてくれています。4王子たちを立派な国王にすべくお勉強だけでなく道徳的にも語られる、ハイネ先生のいろんなセンスを観てほしいです」と意気込みを明かす。
“ジロリ王子”こと第二王子・カイ役の安里は「見た目は怖いカイですが、その心の内が表現できればと思います。さらに僕らだけでなくアンサンブルの皆さんの歌もダンスもすごいので端から端まで観てほしい」とミュージカルならではの見どころを語り、“高圧インテリ王子”こと第三王子・ブルーノ役の安達も「真面目なだけでなく、葛藤する姿も見せます。熱量のある生の舞台ならではの世界を楽しんでください」と意欲を見せた。
“プライドエベレスト王子”こと第四王子・レオンハルト役の廣瀬は「アニメでは可愛い姿を見せましたが舞台ではこれまで観たことのない姿を届けます」と抱負を語り、“チャラ王子”こと第五王子・リヒト役の蒼井は「先日、30歳を迎えましたが、舞台ならではのおもしろさで、カッコよくて可愛い14歳を演じます!(笑)」と笑いを誘った。
描かれるのは王子専属の家庭教師・王室教師のハイネと4人の王子とがつむぐ絆。その父でありグランツライヒ王国国王のヴィクトール(姜暢雄)の命により、いやいやながらも授業を受ける彼らは、しかし、やがて心を開き、王位継承者として国を思う気持ちを育んでいく──「THE MUSICAL」と謳うだけあって次々と披露される歌声はとにかく圧巻。揺れ動く感情が音に乗って客席へとほとばしり、埋め尽くす。その数、実に30曲近く! 最後の「特別授業」まで存分に「物語」を聴かせてくれる。
東京公演は9月10日(日)まで、大阪公演は9月16日(土)から18日(月・祝)まで森ノ宮ピロティホールにて。大千秋楽は彼らの歌声を劇場・映画館で感じてほしい。
取材・文/おーちようこ
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