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2019年3月から2020年4月まで全国各地で上演される2019年劇団☆新感線39(サンキュー)興行・春公演 いのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌(にせよしつねめいかいにうたう)』の製作発表記者会見が行われ、脚本の中島かずき、演出のいのうえひでのり、主演の生田斗真、りょう、中山優馬、藤原さくら、粟根まこと、山内圭哉、早乙女友貴、橋本じゅん(大阪・石川・長野公演に出演)、三宅弘城(東京・福岡公演に出演)、橋本さとしが登壇した。
2019年 劇団☆新感線39興行・春公演 いのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌』チケット情報
本作は劇団☆新感線の3年ぶり本公演となり、旗揚げ39周年を記念した「39興行」の第一弾。“いのうえ歌舞伎”としては『乱鶯』(’16年)以来の新作で、中島かずきによるゼロベースからの完全新作は『蒼の乱』(’14年)以来になるという。
会見では中島が「いつもの新感線らしい賑やかな芝居になります。生田くんは普段は抑えた役や受けの芝居をすることが多いので、今回は図抜けた明るさを持つキャラクターを演じてもらえたら」と語り、いのうえも「内容はザ・新感線です。斗真はいのうえ歌舞伎には初登場なので思いっきり暴れてもらいたい。“チャンバラ版アベンジャーズ”というような怒涛の展開です」と本作について紹介した。
新感線は4度目の参加となる生田は「2年前に『Vamp Bamboo Burn〜ヴァン!バン!バーン!〜』(’16年)に出演したときに、いのうえさんから『次は斗真で歌舞伎をやりたい。斗真のために考えている企画があるから一緒にやらないか』とお話しいただきました。今回は39興行ということなので、皆さんにたくさんのサンキューを届けます!」と笑顔。新感線は昨年から二度目の参加のりょうは「新感線さんの作品は楽しくて、また出演したいとアピールしていました。その夢がこんなに早く実現してうれしいです。いのうえ歌舞伎は殺陣とアクション満載で役者にとっては体力勝負ですが、最後まで楽しんで面白い作品を届けられたら」、中山は「斗真くんの弟役を演じさせていただきます。今回、出させていただくと決まったときは緊張のほうが大きかったですが、精一杯楽しみながら自分の役をまっとうしたいと思います」、今作が初舞台となる藤原は「新感線の舞台はずっとお客さんとして観ていたので、そこに立てることを幸せに思います」とそれぞれ語った。橋本さとしは「新感線を退団した頃、占い師からあなたの人生のピークは53・54歳って言われたんですよ。来年、僕53歳なので。僕ひとりの男の人生のピークをぜひ見届けていただきたい!」と明かし会見を盛り上げた。
公演は、2019年3月8日(金)に大阪・フェスティバルホールで開幕後、石川、長野を巡演。夏秋公演を挟み、2020年2月から再び東京、福岡で上演される。大阪・石川・長野公演のチケットは1月27日(日)一般発売。12月12日(水)23:59まで石川・長野公演の抽選先行を受付中。
取材・文:中川實穗
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