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HOUND DOG恒例の春のライヴが間もなくスタート、大友康平が意気込みを語る
2019年02月20日 17時35分 [J-POP・ROCK]
HOUND DOG
HOUND DOG

今年で4年連続となるHOUND DOGの東阪単独公演が、4月6日(土)より開催される。大友康平に意気込みを聞いた。

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「おかげさまで、2015年にデビュー35周年を迎えまして、その大きな節目となるタイミングで、いわゆるストロング・スタイル……HOUND DOG本来のロックンロール・ショウというのを突き詰めたライヴをやりたいと思ったんです。そして実際にやってみて、自分の立ち位置というか、幹になる部分というのは、俺にはこれしかないなって改めて確認できたんですよね。これがあるからこそ、俳優業であったりバラエティであったり、不器用で大した爪跡も残せないのに、いろんな仕事に首を突っ込ませてもらって、楽しませてもらってもいいのかなって。その確認と確信ができたことが、すごく大きかったんです」

今年の公演名は「Let the good times roll」。タイトルこそ変わるものの、ライヴのテーマは2016年以来、終始一貫している。「“パワフルでソウルフルでハートフル”を肝に銘じて、ロックンロールを突き詰めたいなと。ロックンロールは体力ですからね。考えることではなくて、感じることであり、やっているほうも、それに合わせて体を動かす観ているほうも、体力。変な話、毎回これが最後っていう気持ちでやっていますから。そりゃあそうですよ。いつどうなるかわからないですから」

還暦超えの63歳。何が彼を、そこまで駆り立てるのか。「最初にジョニー・ウィンターを観た時、あるいはCAROLを観た時、もっと遡ると、グループ・サウンズのザ・ハプニングス・フォーを、おじさんに連れていかれて観た時(笑)。初期衝動ですよね。背中に電気が走った感覚を、ずっと体の中に持って生きてきたんだけれども、いつの間にかちょっと忘れかけていたなって。それが、2016年のロックンロール・ショウで、一気にフラッシュバックのように甦って、それこそ全身に電気が走ったんです。もうこれしかねえなって。だから今は、とにかく愛おしいです。ステージが愛おしいし、やっている自分も愛おしいし、来てくれるファンも愛おしいっていう」

来年は、デビュー40周年。ファンとしては、死ぬまで続けてほしいと願わずにはいられないはずだ。「(笑)。いやいや、先は見えないですけど、老体に鞭打って、このストロング・スタイルを続けたいという願望はあります。自分に嘘をつかないっていうことで言えば、ストロング・スタイルがやれる限り続けたいですね」

公演は4月6日(土)・7日(日)東京・チームスマイル・豊洲PIT(ピット)、13日(土)・14日(日)に大阪・森ノ宮ピロティホールで開催。チケットは発売中。

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