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林翔太と松岡充が秘密の恋人を演じるミュージカルがついに開幕
2019年03月11日 15時00分 [ミュージカル・ショー]
ミュージカル「ソーホー・シンダーズ」囲み取材より (画像左から)元吉庸泰、マルシア、林翔太、松岡充、大澄賢也

ジャニーズJr.の林翔太が主役を務めるミュージカル『ソーホー・シンダーズ』が、3月9日、東京・よみうり大手町ホールで開幕した。その初日公演を前にマスコミ向けのフォトコールと囲み取材が行われ、林のほか共演者の松岡充、マルシア、大澄賢也と、演出の元吉庸泰が登壇。公演にかける想いを語った。

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ロンドン・ソーホーで母の遺した洗濯屋を切り盛りしているロビー(林)は、ある日、店のオーナーである義姉妹によって家から追い出されてしまう。経済界の大物・ベリンガム卿(大澄)から金銭的な援助と求愛を受けるも、実は彼には本命の恋人の存在が。その恋人こそ、今をときめくロンドン市長選立候補者で、フィアンセもいるジェイムズ・プリンス(松岡)だ。そんな秘密のふたりの関係が、ある出来事から明るみになってしまい…。

冒頭、スポットライトの中に浮かび上がるひとりの男性。“語り”の役どころでもある西川大貴が、圧巻のタップを披露し、一瞬で観客を『ソーホー・シンダーズ』の世界へと引き込む。続くM1『オールド・コンプトン・ストリート』は全キャストがそろう、明快でリズミカルなナンバー。本作の舞台であるソーホーを「ごたまぜのごっちゃ煮」と歌い上げ、社会的立場や愛のかたちなど、さまざまな人たちが交差する本作の象徴的なナンバーだ。

またM4の『見知らぬ恋人』は、ロビーと多忙を極めるジェイムズが束の間の逢瀬を楽しむナンバー。立場は違えどもお互いを思う気持ちに変わりはなく、その恋するふたりのピュアな姿は何とも微笑ましい。そしてふたりの伸びやかで美しい歌声が、シーンをより一層盛り上げる。

フォトコールを終え囲み取材に応じた5人は、終始にこやか。ここまでいかにいい時間を過ごしてきたカンパニーかが分かる。林は「ファンの皆さんも楽しみにしてくれていると思いますが、それ以上に僕らが楽しみにしていたと思います」と満面の笑み。さらに「ひとつ殻を破れた林翔太をお見せ出来るのではないか」と自信も覗かせる。そんな林について、「この子犬感はヤバい(笑)」とは松岡。林の純粋さ、さらに作品に対する真摯な姿勢に、ジェイムズさながらすっかり魅了されてしまったようだ。それは大先輩であるマルシア、大澄も同様。また演出の元吉は、それぞれの役どころについて「ぴったり過ぎて怖いくらい」と太鼓判。固いチームワークで結ばれたカンパニーだけが見せられる、極上のエンタテインメントがここにはある。

東京公演は、3月21日(木・祝)まで。その後、大阪・愛知・石川・神奈川を巡演する。チケット発売中。

取材・文:野上瑠美子

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