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ブロードウェイの新進気鋭ソングライティング・コンビと日本のクリエイティブ・チームの共作で、世界に先駆け上演する新作ロックミュージカル、A New Musical「FACTORY GIRLS〜私が描く物語〜」。芸歴20周年を迎えた柚希礼音が主演、読売演劇大賞・優秀女優賞を受賞し、注目を集めるソニンらが共演、19世紀半ばのアメリカ・ローウェルを舞台に、自由を求め闘った女性達の物語だ。共演には元宙組トップ娘役の実咲凜音、映像・舞台での活躍目覚ましい清水くるみ、12年の「RENT」以来のミュージカル挑戦となる石田ニコルら個性豊かな女優陣が集結した。この度行われた本作の稽古場公開、囲み取材が行われ、キャストが意気込みを語った。
柚希が演じるサラ・バグリーは、実在した女性であり、働く女性たちのリーダーとして立ち上がる人物。その役について「宝塚のトップ時代に色々リーダーとして悩んだ事がすごく思い出されました」とし、「20年間ミュージカルをやらせて頂いておりますが、宝塚以外で取材でこんなに女性が並ぶのは滅多にない(笑)。なので、とても革命的なミュージカルだと思います。本番までには役名のない方もキラキラして、誰を観たら良いか分からないくらいの中で、私達も増々エネルギーをもってやりたいと思っています。恋愛がメインではなく、でもお客様にかなり共感してもらえる事が多い作品になっているので、女性はもちろん、男性も「女性はこう思ってるんだな」と分かってもらえるのでぜひ見て頂きたいと思います」と、語った。
ソニンが演じるのは工場で働くガールズの寄稿集「ローウェル・オファリング」の編集者として女工たちの憧れの存在であったハリエット・ファーリー。役について「皆から1歩引いて周りの様子をみて、上司と雇用者の間にたって中間をとる役どころ。その人なりの悩みを繊細に伝えられたらと思っています。これに共感してくださる方もいるのではないかと思います」とコメント。また作品について「新作という事で、我々がオリジナルの作品になっていくので、日々キャスト、スタッフ皆で話し合いながら一緒に作っていっているので、正直大変なところもありますが、幕が開けた時に今まで感じた事のない達成感がまっているかと思っています。女性だけが並んで激しく踊る、女性だけのユニゾンで聞く迫力は初めてなので、お客さんが聞いたらゾワゾワするのではないかと想像しています」と期待を煽った。
公演は9月25日(水)から10月9日(水)まで東京・TBS赤坂ACTシアターにて、10月25日(金)から27日(日)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて。チケットは発売中。
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