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9月27日、北千住のシアター1010にて体内活劇「はたらく細胞」Uが開幕した。
「はたらく細胞」は、体内の細胞の擬人化した清水茜による漫画。昨年7月にはアニメ化、11月には舞台化された大ヒット中のコンテンツだ。特に舞台では観客も細胞とみなされ、キャストからいじり倒されることで大注目を浴びた。
約1年ぶりに復活した本作はメインキャストを一新。クールで世話好きな白血球(好中球)に北村諒、明朗活発なドジっこ赤血球に川村海乃を迎え、内容も仕掛けもパワーアップ。舞台装置や映像を目まぐるしく変化させることで、観客自身も人間の体内に迷い込んでしまったような感覚に没入できる超体感型の舞台が完成した。
初日を迎えたキャストが意気込みを語った。
「本作はお客様と作るシーンや空気感が大事な作品です。稽古では想像でしかなかったものが、やっとお客様と一緒に完成に持っていけるんだなとワクワクしています。遊園地に遊びに来た感覚で体内の勉強もできるという素晴らしい作品なので、ぜひ小さなお子様にも見てほしいです!」北村諒(白血球)(好中球)
「作品の魅力はテンポと笑いとお客様いじり。私自身もインフルエンザウイルス感染細胞が、どうお客様をいじり倒すのか楽しみで仕方ないんです! 生ならではの楽しみがいっぱいなのでぜひ会場に足を運んでください!」川村海乃(赤血球)
「一般細胞が頑張っている姿を応援しに来てください。サプライズがいっぱい仕込まれているので、ぜひ劇場に来て体験していただきたいです!」杉江大志(一般細胞)
また昨年に続き出演するふたりも熱く語った。
「大好評だった去年を超えて、油断してる客席細胞のお客様をいじっていじっていじって、楽しみたいと思います。ウイルスから逃げたり怯えたりする感覚を体感してほしいです」高木俊(インフルエンザウイルス感染細胞)
「劇場に来てくれたお客様が一般細胞になって完成するのがこのはたらく細胞です。原作を知らなくても、ただ笑っているだけで、帰るころには勉強になっていますので、ぜひ楽しんでいってください!」君沢ユウキ(キラーT細胞)
内容は、赤血球を見守る白血球(好中球)のほのぼのとしたシーンあり、ウイルス軍が暴れまわるコミカルなアクションあり、はたまた冴えない一般細胞が大冒険をするお話まで様々。また、前作のストーリーを引き継ぎ、より凶悪化した「あの細胞」が復活して恐怖を振りまくスリリングな場面も。
さらに、観客がおめん着用で「はたらく」重要な場面もあり、体感度もパワーアップ。ますます興奮が止まらない傑作へと活性化を遂げた。公演は、北千住シアター1010にて、10月6日(日)まで。チケットはぴあにて好評発売中。
撮影・取材・文:浅水美保
(C)清水茜/講談社・体内活劇「はたらく細胞」プロジェクト 2019
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