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カナダのサーカスエンターテインメント集団「シルク・エロワーズ」の最新公演「サルーン」が日本初上陸。10月25日の開幕に先がけて、24日、東急シアターオーブにて公開リハーサルが行われ、アクロバティックなパフォーマンスの数々を披露した。
カナダ・モントリオールで1993年に旗揚げしたシルク・エロワーズは、これまでに12のオリジナル作品を世に送り出し、世界50ヵ国550都市で5500公演以上を上演、350万人以上の観客を魅了してきた。日本には2013年に「iD(アイディー)」で初来日し、7万人以上の観客を楽しませた。新作の舞台となるのはウエスタン時代のアメリカで、サルーンとは西部開拓時代の酒場のこと。酒場に集う血気盛んな開拓者やカウボーイ、踊り子たちがエネルギッシュなステージで盛り上げる。
何と言っても最大の見どころは、観る者をアッと驚かせる数々のサーカスアクト。宙を舞う本数が増えていくジャグリングは、高難度の技が決まるたびに会場が沸き、背丈ほどの大きなリング(ホイール)を操り、妖精のようにしなやかに回る女性パフォーマーは観客を魅了。シーソーを使って天井近くまで男たちが高く飛び合うティーターボードは、息を飲むスリリングさ。彼らの緊張感が伝わってくるようで、手に汗握る。
さらに、これまでの作品にはなかったシルク・エロワーズとして初の試みとなるのが、ミュージシャンたちによる生演奏と生歌。ギター、バイオリン、バンジョー、ピアノなどを演奏し、ウエスタン・カントリー・ミュージックで西部の世界を作り出す。個々の演目の盛り上げ役でもありながら、本編を通して繰り広げられる物語をストーリーテラーのように導く。出演者全員で陽気に歌い踊る場面では、じっとしてはいられないはずだ。
公開リハ後、スペシャルサポーターのキャイーン天野ひろゆきは、「あっという間の時間でした! 観ているだけで当時のアメリカの息吹を感じることができるし、演目と演目のつながりを感じさせないように次から次へと展開されていく、本当にすばらしいステージでした」と大絶賛。ウド鈴木も、「酒場のロマンス、喜怒哀楽といった人間模様が描かれていて、大変ドラマチックでロマンチックです。それでいてエキサイティングな技の数々でした!」と興奮冷めやらぬ様子だった。日本公演の楽曲サポーターDa-iCEの工藤大輝は、「生演奏ってのがいいですよね。その時にしか出せない空気感というか、それに合わせて演目をやっていることがすごく新鮮でした」とすっかり魅せられたようだ。
東京公演は10月25日(金)〜11月4日(月・休)に東急シアターオーブにて、大阪公演は11月13日(水)〜17日(日)にオリックス劇場にて開催。チケット発売中。なお、11月1日(金)19時公演は、ぴあ半館貸切公演。この公演のチケットは10月28日(月) 23時59分まで発売中。
取材・文:門 宏
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