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WOWOWオリジナルドラマと舞台が連動したかつてない企画、『ワケあって火星に住みました〜エラバレシ4ニン〜』が始動。その舞台版の作・演出を鈴木おさむが手がける。そこでキャストの三浦翔平に話を聞いた。
これまでに映像作品で2度、鈴木とタッグを組んできた三浦。鈴木作品の面白さ、さらに鈴木とのものづくりの魅力についてこう語る。「おさむさんの作品には、予測が出来ない面白さ、次は何がくるんだろう?っていうワクワクがあると思います。急にヘンな演出がつくこともあって、その時はなんで!?って思うんですけど、結果的にすごく面白いシーンになっていて。僕は全面的に信頼している方なので、舞台でもご一緒出来るのはすごく嬉しいです」
近年の三浦は、舞台出演に対しても非常に精力的。劇団☆新感線『髑髏城の七人〜Season月《上弦の月》』(2017〜2018)や『ピカソとアインシュタイン〜星降る夜の奇跡〜』(2019)など、話題作への参加が続いている。「舞台の面白さはやっぱり“生”だってことですよね。その日、その公演にしか生まれないものがあり、また映像に比べると自由度が高いのも、俳優にとってはとても魅力的で。やる度に新しい発見があるので、今回はどんなことを見つけられるのか、今からすごく楽しみです」
本作は実在する火星移住計画「マーズワンプロジェクト」に着想を得た、シチュエーションコメディ。火星という閉じられた空間の中、4人のワケあり男たちの思惑が入り乱れる。「もちろん火星に行った経験もなければ知識もないので、これまでのメソッド的なものが使えない難しさはあると思います。今回僕が演じる役どころは、強く見せかけて実はすごく弱い奴。両極端なところがある人物だと思うので、その陰と陽の部分をうまく表現出来たらいいですね」
共演の矢本悠馬、崎山つばさとはほぼ初顔合わせだが、須賀健太とは『髑髏城〜』で長い公演期間をともに走り抜けた間柄。「健太はアドリブを振ると面白いんです。子役からの経験値はあるのですが、真面目なんですよね。なので、今回もたっぷりいじらせてもらおうかなと(笑)。ただ舞台でコメディをやるってすごく難しいことだと思うんです。間と役者としての引き出しと経験が必要になってくるので。今は不安と楽しみが入り混じった状態ですが、せっかく初の企画に参加させてもらえるので、楽しんでやれたらなと思います」
取材・文:野上瑠美子
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