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鈴木おさむ、舞台『ワケあって火星に住みました』は“舞台版”を意識したキャスティングに
2019年12月24日 18時00分 [演劇]
鈴木おさむ 撮影:源 賀津己

WOWOWオリジナルドラマと舞台が連動したプロジェクト『ワケあって火星に住みました〜エラバレシ4ニン〜』。2020年1月24日(金)からWOWOWにてドラマ版の放送がスタートし、舞台版は5月16日(土)から東京と大阪で上演される。

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実在の火星移住計画「マーズワンプロジェクト」に着想を得て作られた本作では、火星で共同生活を送ることになる4人の人間ドラマが描かれる。ドラマ版の脚本と舞台版の脚本・演出を務めるのは鈴木おさむ。「火星に4人が住むシチュエーションと、ドラマと舞台が連動するということが決まった段階で僕のところに話が来ました。今の時代に、ドラマとあえてアナログな舞台を連動させるというのはすごく面白いなと思いました」

舞台版のキャストはドラマ版にも出演するが、舞台であることを意識したキャスティングだと語る。「(主演の)三浦翔平くんとはこれまで映像しかやったことがなかったので、舞台をやってみたいと思っていました。舞台は映像の芝居だけでは届かないところがあります。彼の出演舞台を見ていたこともあって、だからこそ今度は舞台で彼の姿を見てみたいと」

さらに、矢本悠馬に関しては「NHKのドラマ『フェイクニュース』を見てから、一緒に仕事がしたいな〜!と熱烈に思っていました。お芝居もうまいし、存在感もある方なので、舞台で一緒にできるのが楽しみです」と期待を寄せる。

そして、崎山つばさ、須賀健太という多くの舞台を経験するふたりも名を連ねる。とくに須賀とは、2002年のドラマ『人にやさしく』以来。「崎山くんは本当に大人気ですよね。だからこそ、彼が絶対にやったことがないような、1番コメディ色が強い役にしています。健太に関しては、(『人にやさしく』と本作の)プロデューサーさんから“健太はどう?”と言われて、(人にやさしく当時は)6、7歳でしたが、歳を重ねて映像だけでなく、舞台でも活躍していたこともあって面白いなと思いました」と、共演を楽しみにしている様子がうかがえた。

鈴木と実力派キャストがどんな化学反応を起こすのか、今から楽しみだ。舞台『ワケあって火星に住みました〜エラバレシ4ニン〜』は5月16日(土)から24日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて、5月30日(土)、31日(日)には大阪・サンケイホールブリーゼにて上演される。

取材・文:渡邉千智

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