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森新太郎が演出を手掛けた『メアリ・スチュアート』が1月27日に東京・世田谷パブリックシアターで開幕した。
イングランドの正当な王位継承権をもつスコットランド女王メアリ・スチュアート。彼女の存在を恐れ、幽閉したイングランド女王エリザベス一世。二人の女王の対立と、彼女たちを取り巻く人々の人間ドラマを描いた本作。初日を終えた演出の森と出演者からコメントが到着した。
◆森新太郎[演出]
「役者はもちろん、劇場を含めスタッフ全員が私の粘りに根気強く付き合ってくれて、実は今日、幕が開く2時間前にやっとラストシーンがつくれたんです。今回の舞台セットは伽藍洞なむき出しの劇場、役者の熱量がほんの少しでも落ちたりすると、もう一瞬にして観るものがなくなってしまうとまで言えるような、綱渡りの芝居。初日の客席からは笑いが起こり、ほっとしましたね。物音ひとつ立てずに耳を傾けてくださる瞬間もちゃんとお客さんから頂くことができましたし、非常にいい状態で客席と舞台が一体となった初日だったと思います。自分の演出作品のなかでも、ここまでそぎ落としてお客さんの想像力に委ねるような芝居もなかなかないので、ぜひ観てもらいたいなと心底思っています」
◆長谷川京子[メアリ・スチュアート役]
「舞台はお客さんが入って完成するものなんだなって、今日すごく実感しました。客席の場所によってはお客さんととても距離が近いところまで踏み込んでいくので、自分の息づかいとかちょっとした目の動きとかまでも大事にしなきゃいけない。今回は熱量がすごく大事な舞台なので、その熱量を味わって欲しいなと思います。ステージに特に何か装飾があるわけでもないスタイリッシュなこの世界観の中で、ライブで人間が体でぶつかり合う、エネルギーのぶつかり合いみたいなものを見てもらいたいです」
◆シルビア・グラブ[エリザベス女王役]
「本番では思っていなかったところで客席から笑いがおきたり意外な反応があって、いろんな発見がありました。これからお客さんと一緒にもっとこの作品を育てていきたいと思います。古典劇で、200年前に書かれていて、題材的にもちょっと難しいのかなって思っている人達は多いかもしれないけど、誰でも楽しめる作品だと思います。気難しい気持ちじゃなく、フランクな気持ちで観に来てくれたらすごく嬉しい」
共演は、レスター伯ロバート・ダドリーを吉田栄作、サー・エドワード・モーティマーを三浦涼介が演じるほか、総勢17名の出演者がスリリングで無常な人間ドラマを立ち上げる。
公演は2月16日(日)まで世田谷パブリックシアターで上演。チケット発売中。
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