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2015年『めんたいぴりり〜博多座版〜』、2017年『熱血ブラバン少女。』、2019年『めんたいぴりり 博多座版〜未来永劫編』と、博多座企画・制作“福岡発元気が出る舞台”で3度の主演を務めた博多華丸。4度目となる『羽世保スウィングボーイズ』ではタップダンス&和太鼓に挑戦!主人公が造船会社の溶接技師ということで新造船クイーンビートルの船上で行われた取材会には、主演の博多華丸と、出演者の斉藤優がMCとして登壇。博多座初登場となる南沢奈央は東京からリモート参加した。
物語の舞台は、九州のとある港湾都市・羽世保(はせぼ)。ジャズのさかんな町の造船会社で、様々な逆境に立ち向かう社員たちの姿と家族愛を、笑いと涙で描く完全オリジナルストーリー。2015年、2017年に続いてタッグを組む作・演出家G2と共に新境地を目指す。「4度目の博多座の舞台に立てて本当に嬉しいです。次の公演が決まってやっと前回の公演が好評だったのかな…と思えます(笑)。とは言え、今回は“タップダンスや和太鼓に励む溶接技師”。タップダンスはもちろん、和太鼓もゲームセンターの“太鼓の達人”でしか経験がなく、どちらもゼロからのスタート。51歳になっての初挑戦で脳と体がついていきませんが、タップも和太鼓も猛特訓中。不安もありますが…その成果もご期待ください!」。ちなみに今回、華丸が演じる主人公の名前は五代 剛。長渕 剛の大ファンの華丸、「剛と名乗れるのも実はかなり嬉しい(笑)」と意気込む。
南沢奈央は、造船工場の社員食堂で働く工員たちのアイドル的な存在、美咲役を演じる。「博多座は初出演となるので、とても楽しみにしています。G2さんは舞台の基本を教えて頂いた方で、ご一緒させて頂くのはこれで3回目。今作もご覧になった方が“明日もがんばろう”と前向きになれる素晴らしい作品になると思います」と舞台への抱負を語りつつ、出演シーンはないが「せっかくだから自分も挑戦してみたい」とタップを習い始めた事を笑顔で明かした。
「今回は大阪・新歌舞伎座で公演があるのも嬉しいですね。京都に住んでいる母も楽しみにしてくれています」と語るのは、五代の後輩で美咲に好意を寄せる工員役の斉藤優。この日はMCとしてもバシッと進行をまとめていた。
国内でも有数のタップダンサーやジャズの生バンドも登場し、音楽的要素がふんだんに盛り込まれた本作は、ミュージカルとは一味違う新感覚の舞台になるとのこと。また新たなチャレンジに挑む華丸は「親睦を深める飲み会ができないのは残念ですが、おかげで(椿)鬼奴(ジャズバーのママ役で出演)の声がよく出るという効果も(笑)。いろんな意味で今までになかった部分がお見せできると思います。新しい僕の姿をぜひ見に来てください」と締めくくった。
公演は7月16日(金)〜27日(火)福岡・博多座。8月28日(土)・29日(日)大阪・新歌舞伎座にて。チケットは福岡公演は発売中。大阪公演は6月30日(水)11時までファミリーマート先行受付中。7月10日(土)より発売開始。
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