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コロナ禍で前公演が延期され、4年ぶりの開催となったワハハ本舗全体公演。『王と花魁』は10月末から全国14か所20公演のツアーがスタートした。関西では11月に堺と神戸で、12月に大阪で上演される。構成・演出の喰始のもと、おなじみの柴田理恵や久本雅美、梅垣義明らが「笑わせるためには何でもする!」と総力を結集するエンタテインメントショーだ。「やっと舞台ができる喜びでいっぱい、またお客様に会えるという楽しみでいっぱいです」と語る久本雅美が稽古中に来阪、取材会でその熱い思いを語った。
WAHAHA本舗PRESENTS WAHAHA本舗全体公演「王と花魁」チケット情報
「ワハハ本舗は私そのもの、自分の原点。私たち自身がワハハ本舗の世界を大好きなんです」と久本。今回は“日本の芸能”をコンセプトに、花魁ジャズや歌舞伎ミュージカルなど、ワハハならではのパフォーマンスを披露する。久本は、柴田とふたりのシーンで応援団を組み「皆さんにエールを送れるようなネタをやろう」と柴田の家で一緒にアイデアを練ったと言う。「ワハハ本舗は町の中華屋さん。『わぁ〜、いつもの味やわ!』というネタが目白押しです」と、待ちこがれるファンを喜ばせる。「4年間できなかったこの思いをぶちまけて、お客さんに何としても喜んでもらいたいと思っています」。
しかし、客席で踊ったり観客を舞台に引き上げたり、ワハハ本舗の真骨頂と言える観客参加型の演目はコロナ禍で封印。その代わりに“マスク de エール〜舞台にエールを!〜”を企画した。会場にマスクとペンが用意され、思いを書いた観客のマスク姿を撮影、エンディング前に泉谷しげるが作った曲とともにその映像を映し出す。ポスター中央に大きく写る泉谷だが、出演はない。
創立メンバーは皆60歳を超え、喰始は「いつまでもあると思うな、ワハハ本舗」とコメント。「1回も観たことがない人に観てほしい」と言う。「ワハハ本舗は、下ネタや過激なネタが多いというイメージがあると思いますが、それは裏切らないです(笑)。でも、ファンタジーのネタもあればグッとくるようなネタも取り揃え、おもちゃ箱をひっくり返したようないろんなパフォーマンスが次から次へ出てくる唯一無二の劇団。私や柴田さんとか、テレビでできないことを舞台でやり倒してますしね。特に私は下ネタが多い。別に下ネタ担当ではないですが(笑)。観たことのない人には、そんな知らない世界を味わって楽しんでいただきたい。とにかく笑ってイヤなこと忘れて、元気になっていただきたいと心から思っています。ぜひ、劇場へ遊びに来てください!」。
公演は、11月13日(土)堺市民芸術文化ホール(フェニーチェ堺)) 大ホール、14日(日)神戸国際会館こくさいホール、12月3日(金)から5日(日)までCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて。チケット発売中。
取材・文:高橋晴代
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