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大森南朋、門脇麦出演 コロナ禍の田舎町を描く『ケダモノ』開幕
2022年04月25日 12時10分 [演劇]
撮影:引地信彦

4月21日に東京・本多劇場にて初日を迎える、赤堀雅秋プロデュース『ケダモノ』。上演に先駆けて、初日前会見、公開ゲネプロが行われた。
前回公演から約2年半ぶりとなる本公演には、門脇麦がヒロインとして初参加。そして赤堀作品に多数出演経験のある荒川良々、赤堀自身が座付き作家を務める「劇団姦し」のあめくみちこ、そして清水優、新井郁という映像・舞台で幅広く活躍するバイプレイヤーが揃った。

初日前会見には、大森、門脇、荒川、あめく、赤堀、田中が登壇。
作品について、作・演出、そして猟師を演じる赤堀は「物語としてはコロナ禍の田舎町の日常を描いた話」と説明。「このコロナ禍の2年間の鬱積した空気感を描ければなという作品にしたつもりです」と話す。物語の中心となるリサイクルショップを経営し、ある依頼から日常が変わっていく手島を演じる大森。ユニットとして3作品目となる本作、これまで積み重ねてきた創作のだいご味について、「しばらく赤堀君としか舞台をやっていませんので、習慣化しつつある」と表現。「毎回、赤堀君自身が自分を追い詰めて作品を書き上げている姿を目の当たりにしているので、そこから絞り出してきた、赤堀君の中の怖さが、毎回増している気がして。楽しくも緊張感をもってやらせていただいています(大森)」。
大森演じる手島とつるむ、怪しげな自称・映画プロデューサーのマルセル小林を演じる田中は「マルセルさんと呼ばれているけどその説明がない、いい加減なおじさんの役」と笑う。また作品について、「毎回血を流しながら絞り出してセリフを書いてくる姿に感動して。毎回素晴らしい作品ですが、今回は本当に新しい一面を見られる、自信をもってお届けできる作品になりました(田中)」と自信を見せた。
キャバクラで働き、ある望みをもつマイカを演じる門脇。学生時代に赤堀の舞台を見たときから共演をしたかったという。「脚本があがってくる度に、胸が揺さぶられ、一言演出される言葉だけでも、自分の感性的にすべてにおいて違和感がない。もちろん大森さん、田中さんと舞台でこれだけご一緒するのははじめてで、なんて贅沢なのだろうという時間を過ごしていました」と稽古期間を振り返った。

今作は、大阪、北海道でも上演。大森は「今日やっと初日をむかえることができました。下北沢でしばらくやって、どんどん芝居が変わっていくと思います。どんどん変わっていく生々しい芝居を楽しんでいただきたいです。大阪と、北海道の方にも行かせてもらいますので、各地行くのをみんな楽しみにしておりますので、ぜひお待ちしております」と意気込んだ。

公演は4月21日(木)から5月8日(日)まで、東京・本多劇場にて。その後、5月14日(土)から15日(日)に北海道・かでるホール、5月20日(金)から5月22日(日)まで大阪・サンケイホールブリーゼにて上演される。チケットは発売中。

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