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残りあと2節となったラグビー・トップリーグは、11節に三洋電機ワイルドナイツ、東芝ブレイブルーパス、サントリーサンゴリアス、トヨタ自動車ヴェルブリッツの4位以上が確定し、優勝を争うプレーオフに進出するチームが出そろった。
ジャパンラグビートップリーグ2010-2011のチケット情報
今節は4強同士の直接対決はないが、12月25日(土)の神戸製鋼コベルコスティーラーズ対サントリー(ホームズスタジアム神戸にて13時キックオフ)は、クリスマスらしい華やかさに彩られた今節一番の注目カードだ。
何しろこの試合が、今季で引退する神戸CTB大畑大介と、大畑とかつて代表の両翼を担ったWTB小野澤宏時の“最後の直接対決”になるかもしれないからだ。最近の大畑はフォア・ザ・チームに徹し、得意のランより骨惜しみしないタックルや密集戦でのオーバーといった“下働き”に忙しい。神戸には、5位から10位が日本選手権出場権を争うワイルドカードトーナメントをにらみ、“ムービング・ラグビー”に磨きをかけたい事情もある。相手もボールを動かすのが特徴なチームなだけに、久しぶりに走る機会を提供してくれそうだ。
首位の三洋は、26日(日)に地元・群馬県太田市でリコーブラックラムズを迎え撃つ(太田市運動公園陸上競技場にて13時キックオフ)。
前節は、SOトニー・ブラウンやCTB霜村誠一キャプテンといった主力をケガで欠きながら、野口裕也や大澤雅之が見事にその代役を果たし、神戸を下した。飯島均監督も、「神戸のピーター・グラントや今村雄太といった、世界や日本を代表する選手にひけを取らなかった」と賛辞を惜しまない。ケガ人も順調に回復し、悲願のトップリーグ制覇に向けて三洋は万全の態勢を整えつつある。
対するリコーも後半戦に入って調子を上げ、8位につける。元豪州代表のスティーブン・ラーカムなど外国人選手の活躍が目立つが、そのなかでゲームメイクの大任を担い、地味ながら着実に試合をコントロールするSO河野好光に注目だ。プレースキックも正確で、三洋にとって警戒すべき選手だろう。
残留を争う下位チーム同士の対戦も、胸を打つ熱戦が期待できる。前節、試合終了のホーンが鳴った直後にトライを奪い、FB五郎丸歩のゴールキックで豊田自動織機シャトルズに34-33と逆転勝利したヤマハ発動機ジュビロは、NTTコミュニケーションズシャイニングアークスと対戦する(秩父宮ラグビー場にて25日12時キックオフ)。敗れた豊田自動織機はコカ・コーラウエストレッドスパークスと、残留をかけた一戦に挑む(名古屋市瑞穂公園ラグビー場にて25日12時キックオフ)。負ければ終わりという一発勝負のような緊張感も、終盤を迎えたトップリーグの大きな見所だ。
(文:永田洋光)
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