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7月14日、静岡ブルーレヴズの2022-2023シーズン新体制発表記者会見が行われた。2年目となる『ジャパンラグビー リーグワン』へ向けて、「プレーオフ出場(ベスト4入り)からの日本一」や「ホストゲーム開幕戦での観客数1万人以上」、「チケット売上1.2億円」、「スポンサー売上5億円(ヤマハ発動機を除く)」など高い目標が定められた。山谷拓志社長からはスローガン、堀川隆延HCからは強化方針が発表された。
山谷社長「『REV UP!』。『REV UP』は進化を加速させる、促進させる、活性化させるという意味がある。今季成長するんだという意志を込めて、成績も事業面も成長・加速させていくということでスローガンに決めさせてもらった」
堀川HC「去年は本当に悔しい一年を過ごしたが、チームは大きく成長した一年になった。8位に満足する選手はひとりもいない。ひとつずつ階段をのぼって前進していく。ラスト20分をどう戦うかが一番大きな課題だと思っている」
堀川HCは5つの強化方針を明かした。
「大前提としてレヴズスタイルは変わらない。強いスクラム、セットピースを軸に攻撃、ディフェンスしていく根幹は変わらないし、変えるべきではない。
まずひとつ目はファンダメンタルスキル。シンプルなキャッチ、パス、キャッチ、ひとつひとつのスキルの精度を上げていく。去年までなかったオフロードも取り入れてゲームを動かしていきたい。ふたつ目はゲームコントロール。いかに自分たちの強みを発揮し続けるか。三つめはレッドゾーンプライド。22mラインに入ってどう攻めるか。守備ではどう入れさせないようにするか。四つ目は残り20分の戦い方。フィジカル、戦術、インパクトプレーヤーを強化し、自分たちの時間にしていきたい。最後は競争力強化。いかに同じポジションで競争していくか、これがチームの力になる」
指揮官は新加入のLOアニセ サムエラ、CTBジョニー・ファアウリ、SHブリン・ホールへの期待を口にした。
「サムエラ選手はスクラム、ラインアウトの要になる選手だと思っている。カテゴリーAで日本人選手と同じ扱い、間違いなく戦力になってくれる。ファアウリ選手もカテゴリーA。12・13番でプレーし、フィジカルが強い。ボールを持ったらとにかく前へ出る。即戦力として期待している。
そしてホール選手、今季優勝したクルセイダーズの9番、経験豊富な選手。昨季なかなかうまくいかなったゲームコントロールを担ってくれる選手だと思っている。矢富(勇毅)や去年伸びた選手もたくさんいるが、ホールから学ぶことは多いと思う。キックするのか、アタックするのか、判断やコントロールを彼に期待している」
2年目の『リーグワン』は12月に開幕。静岡BRでは9月には有観客のプレシーズンマッチや練習試合を予定しているとのこと。8月頃リリースとのこと、発表を楽しみに待ちたい。
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