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三洋電機ワイルドナイツがプレーオフを制し悲願のトップリーグ初優勝を遂げてから1週間、早くも日本選手権が開幕する。2月6日(土)には、1回戦4試合が東京・秩父宮ラグビー場と大阪・近鉄花園ラグビー場で行われる。
1回戦の注目カードは、花園ラグビー場にて12時キックオフのトヨタ自動車ヴェルブリッツ対神戸製鋼コベルコスティーラーズだ。リーグ3位のトヨタに同5位の神戸製鋼が挑む。
レギュラーシーズンは、0-7とリードされたトヨタが退場者を出し14人になりながらも、逆転勝ちを収めている。トヨタにとっては快進撃の出発点となった試合だが、神戸製鋼はこの試合の雪辱を期して挑んでくるはずだ。カギを握るのは、得点王に輝いたSOオレニ・アイイの出来。蹴って良し、パスして良し、走って良しの三拍子揃ったアイイが自在に力を発揮するようだと、トヨタが俄然有利になる。
14時キックオフの第2試合では、東芝ブレイブルーパスとNECグリーンロケッツが対戦する。こちらもリーグ戦では東芝が47-3と圧勝しており、NECにとってはリベンジマッチ。今季の流れからするとNECに有利と言えそうだが、果たしてどうか?
東芝は、トップリーグ表彰式でベスト15に選ばれた大野均が「日本選手権では手負いの東芝の怖さを見せつけたい」と話したように、プレーオフで敗れた悔しさをバネに日本選手権に乗り込む。明確なターゲットを定めたときの東芝の強さは、昨年度や一昨年度のプレーオフ制覇で証明済み。圧倒的な破壊力を発揮しそうな予感が漂う。
一方、秩父宮には大学選手権のファイナリスト、帝京大学と早稲田大学が登場する。
12時キックオフの第1試合、早稲田大学対NTTドコモレッドハリケーンズは、NTTドコモは、厳しいトップチャレンジ(昇格決定戦)を1位で勝ち抜き、トップリーグ昇格を決めての日本選手権出場となる。NECから移籍した箕内拓郎など有力選手もいるが、秩父宮で“早稲田ファン”が醸し出す独特の雰囲気に呑まれずに戦えるか。
試合の焦点はブレイクダウンでの攻防。SO山中亮平を筆頭にスピード溢れるバックスにボールを供給できれば早稲田が主導権を握ることができるが、密集戦でFWが圧力を受けると苦しい展開になる。ただ、この1回戦では、昨季、NTTコミュニケーションズシャイニングアークスが東海大学に、一昨年度はリコーブラックラムズが帝京大学に、苦戦を強いられている。トップチャレンジの激闘を終えたばかりの社会人チームにとって、モチベーションの維持が意外に難しく、そこが学生チームの狙い目となる。
14時キックオフの第2試合では、大学王者の帝京大学が、クラブチャンピオンのタマリバクラブと戦う。果たして大学勢が揃って2回戦に駒を進められるか、それが秩父宮の見どころだ。
(文:永田洋光)
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