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ラグビー日本選手権は2月13日(日)、2回戦が開催されるが、トップリーグ勢では、東芝ブレイブルーパスと神戸製鋼コベルコスティーラーズの2チームが勝ち上がった。
レギュラーシーズンを首位で通過しながら、プレーオフでサントリーサンゴリアスに敗れ雪辱を期す東芝は、ワイルドカードトーナメントを勝ち抜いたNECグリーンロケッツに苦戦しながらも、終盤の猛攻で21-10と勝利。一方、神戸製鋼もリーグ戦の悔しさをバネにトヨタ自動車ヴェルブリッツを27-17で破り、同選手権で7シーズンぶりの白星を挙げた。どちらの試合も、トップリーグで競い合ったライバル同士のプライドをかけた激戦となり、大阪・近鉄花園ラグビー場を埋めた7000人のファンを喜ばせた。
東京・秩父宮ラグビー場で行われる2回戦で、東芝は大学王者・帝京大学と、神戸製鋼はNTTドコモレッドハリケーンズと対戦する。
この2試合のなかで注目したいのが、NTTドコモの戦いぶり。NTTドコモは、トップリーグ昇格を懸けたトップチャレンジを全勝で通過し、すでに来季の昇格を決めている。神戸製鋼との対戦は、来季の対戦に備えて彼我の実力差や課題を探るのに最適の試合だ。1回戦で早稲田大学を退け昇格組の責務を果たし、精神的にリラックスして戦えるのもアドバンテージになるだろう。
早稲田戦でも活躍したNO8箕内拓郎は、かつて所属したNECや日本代表でも大きな試合になればなるほど力を発揮する選手。若手の多いチームを引っ張るにはうってつけのリーダーだ。サントリーやクボタスピアーズなどで活躍した控えのSO伊藤宏明も後半に卓越したゲームコントロールを見せてくれそうだ。
対する神戸製鋼は、NTTドコモと同じくNO8伊藤鐘史が攻守のキープレーヤー。トヨタ戦でも獅子奮迅の活躍で、SOピーター・グラントなど外国人選手の活躍を引き出した。
東芝対帝京は、大学選手権で圧倒的なパワーを見せた帝京FWが東芝の重圧にどこまで耐えられるかがカギ。東芝は、LO大野均が言う「手負いの東芝の怖さ」が1回戦では若干空回り気味だったが、それも同じトップリーグ勢との対戦だったから。学生相手の2回戦はリラックスして本物の強さを“学生さん”に教え込むことだろう。
また、2回戦の前日12日(土)にはトップリーグの入替戦が秩父宮と静岡・ヤマハスタジアムで行われる。リーグ12位のNTTコミュニケーションズシャイニングアークスはトップイーストを1位通過したキヤノン イーグルスと、ヤマハ発動機ジュビロは九州電力キューデンヴォルテクスの挑戦を受ける。個人的には九州電力のトップリーグ返り咲きを楽しみにしているが、これまでの入替戦はトップリーグ勢が全勝。果たしてこの記録は破られるのか? この土曜日は全国的に大雪が予想されるが、日本選手権に劣らぬ熱戦を期待しよう。
(文:永田洋光)
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