あなたが好きなタレントの
出演情報をメールでお知らせ♪

タレント ニュース

スポーツ

強豪ワラターズに大接戦! 4年目のサンウルブズに期待大!!
2019年02月25日 16時35分 [ラグビー]
中村亮土(ヒト・コミュニケーションズ サンウルブズ (c)F.SANO
中村亮土(ヒト・コミュニケーションズ サンウルブズ (c)F.SANO

今季も連敗スタートとなった。だが、これまでとはひと味もふた味も違う。2月23日・『スーパーラグビー2019』第2節・ワラターズ戦で敗れたヒト・コミュニケーションズ サンウルブズは、今後に期待を抱かせるゲームを見せ付けた。昨季4強入りした強豪を相手に、「もしや金星か!」と思わせるほどの熱戦を繰り広げたのだ。

開始6分、WTBセミシ・マシレワがWTBカーティス・ロナのトライを阻止するスーパータックルを決めた。9分、CTB中村亮土が相手パスをインターセプトすると、そのまま60m独走し、後ろから追走してきたSOヘイデン・パーカーにパスすると見せかけ、さらに後ろから追いかけてきたWTBゲラード・ファンデンヒーファーにパスし、先制トライを演出。中村は38分にもテンポを一拍遅らせてLOトム・ロウにオフロードパスを送りトライに導いた。百発百中のパーカーのキックは今季も健在。課題だったスクラムは相手ボールでも押し込み、ペナルティを誘った。

一気に勝負を決められてもおかしくないピンチは何度かあった。幸先のいい先制トライからわずか1分後、キックチャージからワラターズに同点トライを許した。後半22分には残り5mの地点でラインアウトからのドライビングモールを3度続けられ、堪え切れずに認定トライを奪われ23-31と逆転を許すとともにLOトンプソン ルークはシンビン(10分間の一時退場)に……。昨季までならば踏ん張り切れなかったであろう勝負どころでも、サンウルブズは踏み止まったのだ。数的不利の後半29分、7人で押したスクラムからのサインプレー、パーカーのリターンパスからファンデンヒーファーがワラビーズ守備網を切り裂き、相手タックルを受けながらもそのままインゴールにボールをねじ込んだのだった。試合終了間際のパーカーのドロップキックは相手の猛チャージに遭い失敗したものの、サンウルブズの明るい未来を予感させる敗戦となった。

ワラビーズ(オーストラリア代表)キャップ数91を誇るマイケル・フーパーの「サンウルブズのターンオーバーからのプレッシャーが素晴らしかった。パーカーのキッキングゲームも素晴らしかった。そしてフィジカル。サンウルブズのFWが有効な動きをしていたし、セットピースもよかった」と言う言葉は決して社交辞令ではないだろう。2016年12-57、2018年29-50、25-77と大敗を喫し続けてきた相手に30-31と確かな爪痕を残したのだった。次は勝ち切るのみ。

サンウルブズはこの後、3月2日(土)・チーフス戦、3月9日(土)・ブルーズ戦とアウェイゲームを戦い、3月16日(土)・レッズ戦でホーム・秩父宮ラグビー場にて帰って来る。チケット発売中。

チケットぴあ

スポーツのニュース もっと見る

最新ニュース もっと見る