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3月7日、ヴィッセル神戸のセルジ・サンペール新加入記者会見が行われた。サンペールはアンドレス・イニエスタ、ダビド・ビジャに続く3人目となるFCバルセロナ所属経験者。しかも6歳からラ・マシア(バルセロナの下部組織の総称)で学んだ生粋のバルサ育ち。セルヒオ・ブスケツの後継者と目されていたMFは2014年9月に19歳で待望のトップチームデビュー。その後、ケガもあり出場機会は限られ、グラナダ、ラス・パルマスへレンタル移籍。2018年1月にバルセロナへ復帰し、今回7人目の外国人選手として神戸入りの運びとなったのだ。

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サンペールは「今日は私にとって非常に重要な１日になった。神戸のユニフォームを着られることを名誉に思う。神戸の野心的なプロジェクトを成功に導くことが私の使命。神戸と言えば、イニエスタに会うことが非常に楽しみ。ポドルスキら世界的プレイヤーもいる。日本人でも山口(蛍)のように才能ある選手もいる。彼らと一緒にプレーするのが楽しみ」と喜びを口にした。さらにイニエスタから「神戸はバルセロナのサッカーを標榜しているので、君が来ても困ることはないし、君のサッカー人生が素晴らしいものになる」と太鼓判を捺されたことも明かした。

自身の役割について質問されると、24歳のMFはこう答えた。
「全力で貢献することが求められている。MFとして、チームの持つプロジェクトの中でどのようにすれば、いいサッカーを見せることができるか注力していきたい」

Ｊリーグや神戸の試合を見た印象を問われると、背番号6は次のようにコメントした。
「何試合か見た。神戸の去年の試合も見た。神戸はテクニカルでフィジカルなゲームをしている印象。Ｊリーグはこれからグローバルなリーグへ伸びていくリーグだと思っている」

三木谷浩史会長は「24歳とこれからさらに世界的プレイヤーに成長していく選手を迎え入れることができて大変うれしい。我々神戸は魅せて勝つサッカー、ポゼッションサッカーでアジアナンバーワンのクラブを目指していく。イニエスタ、ビジャに続き、サンペールが加入し、日本サッカーは新たな歴史の１ページを開こうとしている」と期待を寄せた。

神戸の今後のスケジュールは以下の通り。3月10日(日)・ユアテックスタジアム仙台での『明治安田生命Ｊ１リーグ』ベガルタ仙台戦、13日(水)・神戸総合運動公園ユニバー記念競技場での『2019Ｊリーグ YBC ルヴァンカップ』セレッソ大阪戦、17日(日)・ノエビアスタジアム神戸での『明治安田Ｊ１』清水エスパルス戦となっている。4月20日(土)・埼玉スタジアム2002での『明治安田Ｊ１』浦和レッズ戦が今季初の関東上陸となる。