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1位・千葉ジェッツと2位・栃木ブレックス、ともに譲らず。東地区優勝争い、そして最高勝率争いとなった『2018-19 B1リーグ戦』第31節はそれぞれ星を分け合って終わった。
3月30日のGAME1。第1クォーターこそ17-13で千葉リードと両軍の守備が機能した重い展開となったが、その後、千葉のトランジションが爆発。途中最大21点差もつけるなど一方的な展開となった試合は95-86で千葉が完勝した。西村文男が負傷欠場し、奮起した富樫勇樹が18得点7アシストの活躍、マイケル・パーカーも25得点をマークしたのだ。
先勝した大野篤史ヘッドコーチが「タフに40分間、切れず戦った選手たちのおかげ。お互いに集中して“ゴールを決めるんだ”という気持ちで40分間やり続けた結果」と振り返れば、出鼻を挫かれた安齋竜三HCは「今日のゲームで一番ダメだったのはトランジションを抑えられなかったこと」と敗因を挙げた。
翌日のGAME2では、栃木がやり返した。千葉のトランジションオフェンスを封じ、ロースコアゲームに持ち込んだのだ。入りこそ千葉に8-2と走られたが、ディフェンスリバウンドで栃木がボールを確保しピンチの芽を摘めば、オフェンスリバウンドも奪取しセカンドチャンスポイントを稼いだ。比江島慎が11得点4アシスト2スティールと前半10点差をつける原動力となった。後半は大野HCがインサイド勝負を仕掛ける。M・パーカー、ギャビン・エドワーズ、ジョシュ・ダンカンが「肉弾戦」でオフェンスリバウンドを奪い、またファウルを誘い、栃木に迫った。しかし、第4Q残り3分2秒、2連続で3ポイントシュートを決めた石井講祐が5ファウルで退場。結局72-70で栃木が守り勝ったのだった。
リベンジを果たした安齋HCが「選手にはブレックスのバスケを見せるように伝えた。トランジションにやられないよう、冨樫選手にバスケをやらせないよう言った。『CS』に勝つためには今日のゲームが最低ライン」と口にすれば、11連勝が止まった大野HCは「リバウンドを取れなかったところ。後半は肉弾戦に持ち込み、リバウンドが取れたが、セカンドチャンスを生かせなかった。逆に栃木はセカンドチャンスを生かしていた」と勝負のポイントを振り返った。
これで直接対決は3勝3敗。44勝8敗の千葉を栃木が2ゲーム差で追う展開に戻った。この先、2チームはアルバルク東京、サンロッカーズ渋谷、秋田ノーザンハピネッツ、レバンガ北海道と各2試合を残すのみ。栃木が4月5日(金)・6日(土)、千葉が4月13日(土)・14日(日)にホームにA東京を迎え撃つ2連戦が地区優勝&最高勝率戦線の山場となるだろう。連敗さえしなければいい千葉に対し、栃木は連勝あるのみ。『B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2018-19』まで待ったなし。
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