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6月27日、『Jリーググローバルアンバサダー』に関する記者会見が行われた。Jリーググローバルアンバサダーの活動内容はJリーグの広報活動の支援業務、Jリーグを世界に紹介するスポークスマンとしての役割、元所属クラブとの活動、社会貢献活動など。Jリーグはジーコ、ギド・ブッフバルト、ドゥンガ、ホン・ミョンボの4名が就任すると発表。ジーコとブッフバルトは記者会見に登壇し、率直な感想を口にした。
「私は15年間Jリーグで活動し、去年(テクニカルディレクターとして)鹿島に戻って来た。私にとってJリーグは非常に大事なもの。私にできることは遠慮なく言ってほしい。ブッフバルトとがんばっていきたい」(ジーコ)
「Jリーグのグローバル化について、前からやってほしいと思っていた。Jリーグを世界に発信するためにいろいろ手伝っていきたい。リスペクトしているジーコと一緒に活動できることは非常に光栄」(ブッフバルト)
ふたりのレジェンドは、6月25・26日に『ACL 2019』ラウンド16突破を決めた鹿島アントラーズと浦和レッズの古巣について言及した。
「浦和はJリーグで10位で、蔚山現代はKリーグで3位なのに、浦和の選手たちは集中し、落ち着いてプレーし、3-0と圧勝した。これはJリーグのレベルの高さを証明している」(ブッフバルト)
「サンフレッチェ広島との試合は正直、非常にタフだった。チャンスも少なく、鹿島らしいサッカーは見せられなかったが、勝ち残ることができた。鹿島は主力に多くのケガ人を抱えこの先が心配だが、いい成績を残してほしい」(ジーコ)
またジーコとブッフバルトは日本人選手の欧州移籍、外国人選手のJリーグ加入について、次のように持論を述べた。
「最近の傾向として若い選手がいきなり大きなクラブに移籍しているが、それはどうかと思う。選手は試合を通じて成長していくもの。そのクラブで試合に出られるのかを考えてほしい。一番いい例が長谷部誠。彼は最初小さなクラブでスタートしたが、今ではクオリティの高い選手として欧州中で知られている。また、Jリーグには中国と同じ失敗をしてほしくない。『素晴らしいプレイヤーが来ました、おしまい』ではいけない。目的がある選手、若い選手に何かを伝えられる選手に来てほしい」(ブッフバルト)
「私もブッフバルトに同感だ。若い選手はまず自国で実力を示してから欧州へ行ってほしい。私は数多くのブラジル人を連れてきたが、鹿島にどんな貢献をできるか考えてきた。それに若い選手のスペースを奪わないことも考えた。実力が同じなら日本へ連れては来ない」(ジーコ)
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