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首位攻防戦だ。ちょうど前半戦最後の1戦で首位・FC東京と暫定2位・横浜F・マリノスが激突する。FC東京にとっては踏ん張りどころ、横浜FMにとっては勝負どころとなる。
FC東京は10勝3分3敗・勝点33で、横浜FMは9勝3分4敗・勝点30。横浜FMが2点差で勝利すれば、総得点数で上回り首位奪取となる。さらに1試合消化ゲームが少ない『ACL』勢が3位・川崎フロンターレ・勝点28、4位・鹿島アントラーズ・勝点27と迫っている。
FC東京は直近4試合で1勝3敗。しかも11位・セレッソ大阪、13位・ヴィッセル神戸、13位・ベガルタ仙台と対戦時下位に低迷したクラブに黒星を喫した。失速の理由は明らかである。堅守速攻のファストブレイクに独特のリズムを与えた久保建英の不在である。
特に前節・仙台戦は今後に暗雲が立ち込める敗戦となった。攻撃は仙台の激しい守備を崩せず、単発のミドルシュート頼みとなり、守備ではDFが枚数は揃いながらもボールホルダーを詰め切れずに2失点を喫したのだった。試合後、長谷川健太監督が「完敗じゃないかと思う。今日は我々のいいところが出せなかった」と振り返れば、CB森重真人も「ここ2試合で3失点し、チームとして点が取れていない。3連敗は避けたいし、しっかり修正しないと」と危機感を募らせた。
一方の横浜FMはここ5試合で4勝1敗と再び上昇気流に乗った。しかも5試合で13得点と持ち前の破壊力を示している。2-3の逆転負けを喫した第15節・清水エスパルス戦もボランチ・扇原貴宏が戦線離脱し、CBチアゴ・マルチンスが前半で負傷交代、終了間際にはトップ下のマルコス・ジュニオールが退場、CFエジガル・ジュニオもケガでピッチを後にするなど、エクスキューズがいくつか存在した。
マルコス・ジュニオールを出場停止で欠いた前節・松本山雅FC戦は人数を割いた相手の強固な守備ブロックに手を焼き思うような攻撃を組み立てられず、そんな中決定機を作ればポストに嫌われるモヤモヤした展開に陥る。嫌な流れにも横浜FMは集中力を切らさず、80分にエジガル・ジュニオが4試合連発となる決勝弾をズバリ。貴重な勝点3を獲得したのだった。試合後、アンジェ・ポステコグルー監督は「去年なら負けていたと思う。成長が見えている。理解度も深まり、何よりもメンタルを強く持って試合に臨んだ」と選手たちを称えた。
『明治安田生命J1リーグ』第17節・FC東京×横浜FMは6月29日(土)・味の素スタジアムにてキックオフ。当日は『Teddy Bear Day』を開催。来場者先着1万5000名に「FC東京特製ベアマスコットチャーム(ストラップ付)」をプレゼント。試合後には久保建英の壮行セレモニーも実施。チケット発売中。
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