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いかに波をなくして、コンスタントに力を発揮するか。10勝3分5敗・勝点33の暫定2位横浜F・マリノスと7勝3分7敗・勝点24の暫定10位浦和レッズと両軍の立場は異なるが、同じ課題を持っている。課題は同じだが、問題解消の鍵は正反対である。横浜FMは30得点24失点、浦和は14得点21失点。それぞれ守備と攻撃に問題を抱えているのだ。
横浜FMは10番天野純がベルギーへ移籍したが、仲川輝人、遠藤渓太、三好康児とチャンスメイクに秀でたMFが揃う。さらにエジガル・ジュニオが9得点、マルコス・ジュニオールが8得点とFWも結果を残す。またパサーの仲川も7得点をマークする。
ハイラインを敷き、ボールを握り、パスで守備網を完全に崩し切った上での得点を狙う。横浜FMは1点奪えば2点目を、2点取ったら3点目を、3得点しても満足せずに4得点目を虎視眈々と狙う超攻撃的サッカーを貫く。ゆえに3得点以上の勝利が4試合あるが、逆に3失点以上の敗戦も4試合ある。第15節の清水エスパルス戦の2-3や第17節のFC東京戦の2-4も記憶に新しいことだろう。だが、アンジェ・ポステコグルー監督は手痛い敗戦を喫しても自らのサッカー哲学は曲げない。FC東京戦後も「結果は残念」とながらも、「自分のサッカーはエキサイティングだし、ファン・サポーターが見てワクワクするようなサッカーをやってきた。それを変えるつもりはまったくない」とキッパリ。1点を守るのではなく、あくまで相手陣内でボールを動かし続けるのだ。攻め続けて、結果1-0に終わった第16節・松本山雅FC戦と第18節・大分トリニータ戦が今後の飛躍のヒントになるだろう。
一方の浦和は複数得点を挙げているのは6得点の興梠慎三と2得点の森脇良太のみ。負傷明けのファブリシオはさておき、未だノーゴールの武藤雄樹、大槻毅監督就任後に出場機会を得るようになった1ゴールの杉本健勇らが結果を出すことが求められる。
大槻監督に代わってから第15節・サガン鳥栖戦は2-1、第18節・ベガルタ仙台は1-0とゲームの主導権を握って、勝ち切るゲームが出てきたものの、メンバーを代え0-2と完敗した第17節・大分トリニータ戦のように低調な内容に終始した不安定さもある。
劇的ゴールで引き分けに持ち込んだ第14節・川崎フロンーレ戦から大槻体制でのリーグ戦は2勝1分1敗。さらに勝率を上げるか、5割を切るか、横浜FM戦はターニングポイントとなる。
ここ最近は5勝2分1敗と直接対決で相性のいい横浜FMがホームで勝利を飾るのか、浦和が後半戦はひと味違うところを見せて連勝するのか。『明治安田J1』第19節・横浜FM×浦和は7月13日(土)・日産スタジアムにてキックオフ。チケット発売中。
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