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この勝利は大きい。7月19日、川崎フロンターレが『明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2019』でチェルシーFCを1-0で下した。
戦前、鬼木達監督が語った「自分たちで主導権を握って勝ちたい」は半分だけしか実行できなかったが、結果を残した。思えば4年前、川崎Fは香川真司擁するボルシア・ドルトムントに0-6と大敗を喫した。最後の最後、フィニッシュのところでまざまざと差を見せ付けられたのだ。
今回、チェルシーにボールを握られ、振り回され、2.5倍のシュートを放たれながらも、最後のところで粘り強く守り抜いた。GK新井章太の好セーブで何とか凌ぎ切ったのだ。
違いを見せたのはMF中村憲剛だった。今季は負傷もありここまで出番が少なかった中村だが、83分に途中出場すると、早速浮き球のパスで右SB馬渡和彰をスペースへ走らせ、FWレアンドロ・ダミアンのバーを叩くヘッディングシュートを演出した。87分にはシュートコーナーからの流れでゴール前左でこぼれ球を取った中村がふわりと浮かしたクロスをファーへ放つ。今度はダミアンがヘディングをズバリ。10分間の稼動でMVPを掻っ攫った中村は試合後、「正直、“前半はこれは結構しんどいな”っていうのは感じていた。後半は人も代わり、暑さもあり、向こうの体力も落ちてスペースがどんどん出てきてた。前半と明らかに違った。“結構ショートができそうだな”って雰囲気があった。相手は新チームだし、選手も入れ替わっていたので、仕込まれてないなと。ダミアンが決めてくれて本当に良かった」とゴールシーンを振り返った。
また、鬼木監督は「僕たちは今日の試合で勝つことだけを考えていたので、そこは良かった。ただ正直な感想で言うと、本当に強いなと。なかなか自分たちのサッカーができなかったし、学ぶべきことは多かった。それでも苦しい中で勝てたのは、次に繋がっていく。ただ大事なのは、次のJリーグ。相手は大分(トリニータ)だが、そこに勝たないと、今日の勝利は意味がない」と先を見据えた。
『2019明治安田生命J1リーグ』で川崎Fは14試合負けなしで、9勝8分1敗・勝点35の暫定4位。2試合消化ゲームが少ない中、勝点7差で首位・FC東京を追う。対する大分は9勝5分5敗・勝点32の5位。第12節から5試合勝利なしの足踏みが続いたが、ここ5試合は2勝2分1敗と上位戦線に踏みとどまっている。
直接対決の成績を見ると川崎Fが6勝4分3敗とリード。川崎Fが2連勝中、ホームゲームでも4勝2分と相性の良さを誇る。
『明治安田生命J1リーグ2019』川崎F×大分は7月27日(土)・等々力陸上競技場にてキックオフ。チケット発売中。
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