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有言実行のゴールである。『キリンチャレンジカップ2019』パラグアイ戦の前夜、大迫勇也は「またカシマでプレーできてうれしい。点を取れるイメージがある。一番点を取っているスタジアムなので」と語っていた。
果たして、9月5日の先制点は23分、大迫の左足から生まれた。中央でボールを持ち出した橋本拳人が10番中島翔哉へパス、さらに中島からパスを受けた堂安律はワンタッチで左サイドを駆け上がる長友佑都へボールを送った。長友が放ったグラウンダーのクロスは相手DFに当り軌道が変わるも大迫は慌てず騒がず、タイミングを計り直して左足を振り抜いたのだった。
先制ゴールをマークした大迫が「長友さんからいいボールが来たので、当てることだけを考えて打った」とチーム最多出場の左サイドバックを称えれば、ラストパスを放った長友は「目の前で敵に当たって軌道が変わったボールに合わせるのは難しい。簡単に見えて難しい。大迫様様ですよ」とエースの技量に脱帽した。
これで国際Aマッチ15ゴール目。今季ブレーメンで『ブンデスリーガ』開幕3試合3得点の調子のよさそのままに、森保一体制11試合で7ゴール目をマークした大迫は古巣・鹿島アントラーズのホームスタジアムでのゴールを「僕のプロとしての初めてのチームなので、そこでしっかりと結果が残せてよかった」と喜んだ。
先制点の7分後、追加点が生まれた。橋本からの浮き球のパスを収めた中島は右サイドへ侵入する右サイドバック酒井宏樹へワンテンポためてパスを供給、酒井はダイレクトで折り返すと、走り込んできた9番南野拓実が右足一閃。見事なパスワークでパラグアイ守備網を置き去りにした。
試合はその後も日本ペースで進む。後半開始から18歳の久保建英が登場すると、フリーキックにドリブルシュートなど45分間でフル出場の南野と並ぶチーム最多の5本のシュートを放つ。代表初ゴールはお預けとなったが、その積極性はよし。
ただ、67分でピッチに後にした大迫は南米の古豪相手に危なげない勝利を挙げたにもかかわらず「改善点は3点目。3点目を取り切れるチャンスがあった。2-0だと相手に取られればバタバタしてしまうので」と反省を忘れなかった。
大迫は4日後に開幕する『ワールドカップ アジア2次予選』が容易な戦いではないことを知っているのだ。そして、決して平坦ではない戦いをエースとして引っ張っていく自覚を持っている。
日本代表は9月10日(火)にアウェイでの『W杯アジア2次予選』初陣・ミャンマー戦に臨む。10月10日(木)・埼玉スタジアム2002での『W杯アジア2次予選』モンゴル戦のチケットは9月7日(土)午前10時より一般発売。
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