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ペナントレースが終了し、いよいよ今週末より『クライマックスシリーズ』開幕という中恐縮だが、『2019 WBSCプレミア12』の話である。本日10月1日より『WBSCプレミア12』スーパーラウンドのチケットが一般発売されたのだ。

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第2回大会のオープニングラウンドは11月3日(日)〜8日(金)にメキシコ、台湾、韓国で行われる。グループ分けはAがメキシコ、アメリカ、オランダ、ドミニカ、Bは台湾、日本、ベネズエラ、プエルトリコ、Cは韓国、オーストラリア、キューバ、カナダ。各グループ上位2チームが11月11日(月)〜17日(日)・東京ドーム、ZOZOマリンスタジアム千葉でのスーパーラウンドに勝ち進むのだ。

侍ジャパンを率いる稲葉篤紀監督は「台湾ラウンドから優勝のために全力で臨みたい。熱い戦いをし、優勝することで侍ジャパンのユニホームに憧れ、野球に興味を持つ子どもがひとりでも増えるようひとりの野球人として願っている。全力で戦う」と意気込む。

負けられない理由がある。指揮官は「打撃コーチとして参加した4年前。準決勝で逆転負けを喫した韓国戦は今でも心の中に残っている。私の中で教訓になっている」と第1回大会で優勝を逃した悔しさを忘れてはいない。

結果を最優先するとともに、先も見据える。同大会は『東京五輪2020』へ向けての絶好の試金石にもなるため、指揮官は「『プレミア12』と『五輪』では人数の違いなどもあるが、しっかりしたチームを作り、来年に繋げたい。『東京五輪』の土台となるチーム。『東京五輪』を見据えたチームにしたい」と語った。

『2019 WBSCプレミア12』スーパーラウンドは11月11日(月)〜13日(水)・15日(金)・16日(土)・東京ドーム、11日(月)・12日(火)・ZOZOマリンスタジアムにて開催。11月17日(日)・東京ドームでの決勝&3位決定戦で雌雄を決する。チケットは本日より発売。『CS』から『日本シリーズ』へと続くプロ野球頂上決戦とともに、侍ジャパンの世界一への挑戦も見届けてみてはいかが。