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勝った、ついに勝った。浦和レッズが長い長いトンネルを抜けた。公式戦11試合ぶりに勝利したのである。7月6日の『明治安田J1』第18節・ベガルタ仙台戦以来、3か月ぶりにホームで勝ったのだ。しかも相手はアジア最高レベルのタレントを誇る広州恒大。『ACL』準決勝第1戦の大舞台である。さらに2-0。この勝利は大きい。10月23日(水)のアウェイでの第2戦とともに、この勝ちは『明治安田生命J1リーグ』にもつながる。中3日での過密日程は関係ない。これで自信をつけなければ嘘である。
それほどまでに浦和が見せた広州恒大戦のパフォーマンスは見事だった。19分のファブリシオ、75分の関根貴大のふたつのゴールはまさしくスーパーゴール。個の能力の発揮した2発だったが、組織でも相手を崩した。17分、流れるようなパスワークで右サイドから左サイドへ展開し、最後は関根がシュートを放った。26分、関根からボールを受けた長澤和輝はワンテンポ溜めてからオフサイドラインギリギリに抜け出した橋岡大樹へスルーパス、橋岡はGKも抜き去った。67分には橋岡のクロスに途中出場した武藤雄樹がファーストタッチで右ボレー一閃。
完封したのも、大きな自信となったことだろう。そもそもチャンスらしいチャンも作らせなかった。唯一のピンチは84分のオフサイド判定となったシュートシーンのみ。また、相手は浦和対策として3バックを敷いてきた。中国のタレント軍団は浦和に畏怖し、5バックの守備的な戦い方で試合に入ったのだった。
大槻毅監督は試合後、「まだ決勝に確実に行けると保証されたわけではないので、また2戦目に向けてがんばりたいし、2戦目まではまだ少し時間があるので、直近の次の試合に向けて、また選手と一緒にがんばりたい。次の週末にまたトライして、続けていきたい」とリーグ戦に目を向けた。
今週末迎え撃つのは清水エスパルスだ。清水は第23節・北海道コンサドーレ札幌戦は0-8、第25節・鹿島アントラーズ戦では0-4と守備は崩壊したが、第26節・名古屋グランパス戦でCBファン・ソッコと右SBエウシーニョが戦線復帰すると3-2で競り勝ち、前節の湘南ベルマーレ戦では6-0の大勝劇をやってのけた。2試合連続2ゴールの西澤健太をはじめ、2試合連続得点の河井陽介、6試合で3得点のドウグラスとアタッカー陣は軒並み好調である。
リーグ戦の直接対決の成績を振り返ってみると清水の24勝8分23敗とほぼ互角だが、直近10試合の結果では浦和の7勝3分と圧倒。浦和の10試合でのゴール数は24得点を数えるほど。
『明治安田J1』第28節・浦和×清水は10月6日(日)・埼玉スタジアム2002にてキックオフ。チケット発売中。
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