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4年目となる『B.LEAGUE』は、初年度の『CHAMPIONSHIP FINAL』と同じ顔合わせで幕を開けた。10月3日・横浜アリーナで川崎ブレイブサンダースと宇都宮ブレックスが対峙したのだ。
試合は立ち上がりから開幕戦とは思えないほどの強度の高いディフェンスが展開された。まずはオフェンスよりもディフェンス。両チームとも、相手に自由を与えずに、ペースを掴もうとしたのだ。川崎が引き離そうとすれば、宇都宮が食らい付く。そんな一進一退の攻防を経て、前半は33-31と川崎が2点リードで折り返す。
前半はディフェンスが効き、スコアは伸びなかったが、第3クォーターで川崎がギアを一段上げる。PG篠山竜青がボールを動かすとともに、自らも積極的にシュートを打ちに行く。残り4分22秒にファウルを受けながらもレイアップをねじ込むと篠山は雄たけびを上げ胸を叩いた。バスケットカウントも決め43-39とすると、残り3分3秒にはジョーダン・ヒースの3ポイントシュートが外れるもオフェンスリバウンドからレイアップを沈めて47-41とリードを広げる。第4Qには残り4分32秒ではショットクロックぎりぎりに体勢を崩しながらもロング3Pを放ち、ズバリと決めて64-50。追いすがろうとする宇都宮に引導を渡した。
篠山はニック・ファジーカスの20点に次ぐ、19点をマーク。ファジーカス14、マティアス・カルファニ12、ヒース12と3人がふたケタリバウンドをマークし合計51リバウンドと34本の宇都宮を圧倒した。一方の宇都宮はライアン・ロシターが20点11リバウンドとひとり気を吐いた。
試合後、佐藤賢次HCは「スローガンは『BE READY』。相手よりも先に準備する。タフにプレーする。自分たちのやりたいバスケをするということを7月から準備してきた。選手には“入りからエンジン全開でやってくれ”と言っている。疲れたら交代」と語れば、篠山も「僕らはコーチも選手も入れ替わり、新しい船出だと思っていた。みんなの地の力も上がって、代表から帰って来て純粋に“みんなとバスケがしたい”と思った。これから色んなものを積み重ねて、横浜アリーナに帰って来たい。その第一歩としては良かった」と手応えを口にした。
『東京五輪』へ向けてのシーズンの重要性を問われると、篠山は「今季は川崎の優勝。そこにフォーカスしたい。腹を括ってやれることはすべてやりたい。このチームにかける思いは強い。それが結果として『東京五輪』につながるのかなと思っている」とキッパリ。
川崎×宇都宮は10月6日(日)・川崎市とどろきアリーナに舞台を変えてGAME2を開催。さらに10月5日(土)・6日(日)・全国各地にて『2019-2020 B1リーグ戦』開幕戦が行われる。4年目の『B1リーグ戦』は、さらに熾烈を極めることだろう。
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