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北海道コンサドーレ札幌か、川崎フロンターレか。どちらが勝っても初優勝だ。明日にキックオフが迫った『2019JリーグYBCルヴァンカップ』決勝の話である。
下馬評は川崎F絶対有利である。川崎Fが5度目の決勝進出に対し、札幌は初のファイナル。札幌の最高位は1997年、JFL勢と勝ち上がったベスト8。その後はトーナメント方式で行われた1999〜2001年は1回戦敗退、6大会で予選リーグ敗退を余儀なくされている。
直近の成績を比べてみても川崎Fは2勝2分1敗に対し、札幌は1勝1分3敗。
極め付けは対戦成績である。19勝5分1敗! 川崎Fが公式戦で札幌を圧倒している。両サポーターにとって、昨年9月の7-0も記憶に新しいことだろう。家長昭博に中村憲剛、阿部浩之、下田北斗、小林悠、知念慶、そして田中碧と複数得点スコアラーなしという珍しい大勝劇だった。札幌の勝利は2008年3月まで遡らなければならない。
川崎Fの選手たちのモチベーションも高い。「うちはまだカップ戦を取っていないので勝負弱いと思われている。今年こそ取りたい」と小林が、谷口彰悟が、田中がシーズン前・シーズン中問わずに異口同音に語っている。『明治安田生命J1リーグ』3連覇が厳しくなかった川崎Fにとって、『ルヴァンカップ』への渇望は強い。
もちろん、札幌もモチベーションでは負けてはいない。3度のJ2制覇をしてきた札幌が初の三大タイトル獲得へ虎視眈々である。一発勝負は何があるかわからないのだ。
決勝まで12試合で23得点と超攻撃サッカーを貫いてきた。攻撃サッカーの大家とも言うべき川崎Fが相手であっても、ペトロヴィッチ監督が自らの信念を曲げるとは考えにくい。今大会得点ランキングトップの鈴木武蔵、2位のアンデルソン・ロペスとともにケガ明けのジェイ、チャナティップをどう起用してくるのか、興味深い。
決戦前日に行われた共同記者会見で両指揮官は次のようにコメント。「川崎にとってカップ戦タイトルは取ったことがないので、悲願のカップ戦タイトルを全員で勝ち取りたい。リーグで連覇し、クラブがまた成長するためにも一発勝負に勝ちたい。勝っていろんな意味で歴史を変えたい」と鬼木達監督が意気込めば、ペトロヴィッチ監督は「川崎Fはリーグ屈指の攻撃的なチーム。緩急に富んだテンポを変えられるサッカー、危険なサッカーをするチーム。川崎Fほどではないが、札幌はその次くらいに攻撃的なサッカーをしているのでは。明日は観る人にとって面白いゲームになると思う」と好ゲームを約束した。
『2019JリーグYBCルヴァンカップ』決勝・札幌×川崎Fは10月26日(土)・埼玉スタジアム2002にてキックオフ。チケットは残りわずか。
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