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田中史朗が古巣と対峙する。『ジャパンラグビー トップリーグ 2020』第4節でキヤノンイーグルス×パナソニック ワイルドナイツがラインナップされたのだ。

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キヤノンは開幕戦こそ王者・神戸製鋼コベルコスティーラーズに16-50と玉砕したが、続く三菱重工相模原ダイナボアーズに23-15、NECグリーンロケッツには38-12。昇格組と古豪を相手にきっちり連勝し、チームは乗ってきたかと思いきや、SH田中は「勝ちたいという貪欲さがあまりない。絶対に勝つという意識が欠けている選手がいる。そういう選手の意識をもっと上げたい」と手綱を締める。2007年の加入以来、パナソニックで4度のリーグ優勝を味わってきた司令塔がチームメイトに求めるレベルは高い。ハーフ団を組むSO田村優も「チーム全体でレベルアップしていかないといけない」と同調する。

一方、覇権奪還を目指すパナソニックはクボタスピアーズに31-11、トヨタ自動車ヴェルブリッツに40-20、三菱重工に62-10と3連勝スタートを切った。3戦全勝は神戸製鋼、東芝ブレイブルーパスを含め3チームのみ。ボーナスポイント3を獲得するパナソニックが首位に立つ。田中やSOベリック・バーンズ、WTB山田章仁ら主力がチームを去ったが、ニュージーランド代表LOサム・ホワイトロックや南アフリカ代表CTBダミアン・デアリエンディなど大物が加入した。福岡堅樹が第2節をもってセブンスへ転向し、その穴が心配されたが、代わって出場した梶伊織が第3節でいきなり3トライを奪取。SOも松田力也と山沢拓也が高いレベルでそれぞれの持ち味を発揮している。

試合登録メンバーは以下の通り。
【キヤノン】
1岡部崇人、2金子大介、3上田聖、4アニセ サムエラ、5リニーア・ベルナルド、6占部航典、7嶋田直人、8コーバス・ファンダイク、9田中史朗、10田村優、11マイケル・ボンド、12三友良平、13ジェシー・クリエル、14山田聖也、15エスピー・マレー、16朴成浩、17セフ・ファアガセ、18城彰、19湯澤奨平、20吉田光治郎、21荒井康植、22南橋直哉、23ホセア・サウマキ

【パナソニック】
1稲垣啓太、2坂手淳史、3クリス・キング、4ヒーナン ダニエル、5サム・ホワイトロック、6長谷川崚太、7ベン・ガンター、8ジャック・コーネルセン、9内田啓介、10松田力也、11梶伊織、12ダミアン・デアリエンディ、13ディラン・ライリー、14竹山晃暉、15野口竜司、16堀江翔太、17クレイグ・ミラー、18平野翔平、19福井翔大、20デービッド・ポーコック、21小山大輝、22山沢拓也、23笹倉康誉

『トップリーグ2020』第4節・キヤノン×パナソニックは2月2日(日)・町田GIONスタジアムにてキックオフ。チケットは予定枚数終了。BSテレ東にて生中継。

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