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7月27日、第12回『新型コロナウイルス対策連絡会議』の記者会見がウェブ会議システムで実施された。前日に『明治安田生命J1リーグ』第7節・サンフレッチェ広島×名古屋グランパス中止の英断を下したJリーグ・村井満チェアマンとNPB・斉藤惇コミッショナーは次のように語った。
「観客上限の5000人もしくは収容率50%という政府の方針をプロ野球もJリーグも8月いっぱい踏襲していくことを確認した。本日は昨日中止となった広島×名古屋について、いろんな角度から助言をいただいた」(村井)
「コロナと経済活動、どうバランスを取っていくか世界中で悩んでいる。どちらか一方に偏ってはいけない。バランスを誰が取るか。国民のコンセンサスを事業側が取っていくほかない」(斉藤)
専門家チームの3人は以下のようにコメントした。
「東京中心に感染が拡大してきたが、移動に伴い全国的に広がりを見せている。昨日の広島×名古屋の試合中止のようなことは今後のJリーグやプロ野球でも起こり得る。今回の事例を参考にしていきたい」(東北医科薬科大学・賀来満夫教授)
「今回、名古屋の事例に中心的に携わらせてもらった立場から3点、今後の参考・改善・検討してもらいたいことを述べたい。まず移動の際の食事。これは可能な限り避けてもらいたい。今回の中止の最大の理由は保健所からの濃厚接触者のリストが遅れたことに因るが、行政のリストアップが遅れた際のガイドラインを明記してはどうか。またグランパスは選手・チーム・リーグを守るために、8月1日(土)に試合を実施するために本日と水曜日に自主的にPCR検査を行うが、リーグとNPBは陽性者が出た際の自主的な検査についてガイドラインに明記したらどうかとアドバイスした」(愛知医科大学・三鴨廣繁教授)
「選手・スタッフは厳しい感染対策を行っている中感染者が出たということは、今後観客の中にも感染者が出てくるということを意味する。行政との連携は今後改善しないといけない。JリーグとNPBでは日々濃厚接触者を確認しているが、それでも難しい。今後感染者が出てもPCR検査、抗原検査、抗体検査を駆使してスムーズに試合を行うよう改めて詰めていかないといけない」(東邦大学・舘田一博教授)
雨天時に観客がコンコースに密集するリスクについて問われると、三鴨教授は「私もテレビで見て雨天時の対応はしていかないといけないと感じた」と答え、選手たちの移動のリスクについて聞かれると、舘田教授は「プロスポーツ選手は非常に厳しいガイドラインの中生活している。非常に感染リスクの低い集団だと言える」と返答した。
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