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踏みとどまるか、ずるずる後退するのか。浦和レッズにとって、次のゲームはターニングポイントになる。
第19節・横浜FC戦は0−2、前節・FC東京戦は0−1と今季2度目の連敗を喫した。これで9勝3分8敗・勝点30の9位である。26得点に対し、35失点を喫している。勝ち越しているチームで得失点がマイナスのチームは浦和だけだ。しかも『明治安田生命J1リーグ』第20節の相手は前回粉砕された名古屋グランパスである。
8月8日・第9節、名古屋のゴールラッシュは前田直輝から始まった。9分、一度はGK西川周作にシュートを阻まれるも、跳ね返りを落ち着いて押し込んだ。1分後に再び前田がマテウスの左サイドからのクロスを右足でダイレクトに当てて2点目。18分にはショートコーナーをMFジョアン・シミッチがヘッドでズバリ。38分にMFガブリエル・シャビエルの絶妙なパスを前田が決めると、45分にはドリブルでゴール前に迫ったシャビエルが自らシュートを放ち5−0。後半早々にレオナルドが粘り1点返すも、その2分後にはFW金崎夢生のラストパスを前田が直接蹴り込んだ。76分のレオナルドのゴールも空砲となり、そのまま6−2でホイッスル。豊田スタジアムに集った4956人は前田の4発、シャビエルの5得点に絡むハイパフォーマンスに酔いしれたのだった。
試合後、マッシモ・フィッカデンティ監督が「今日は高いレベル、高いクオリティー、高いインテンシティーで試合ができた。特に前半は完璧なゲームだったと思う。前半良かったのは、浦和がこう来るであろうと予想した通りで、どうやって奪いに行くかなど、あらゆる面でいいプレーができた」としてやったりの表情を見せれば、大槻毅監督は「1、2点目を早い時間に失って、選手ももう1回がんばりましょうという中で、3点目を喫しゲームのコントロールを完全に失ってしまった。非常に難しいゲームになった」と悔やむほかなかった。
浦和としては勇気を持って大敗のトラウマを払拭しなければならない。もちろん名古屋も譲る気はさらさらない。10勝3分6敗・勝点33の5位につける名古屋だが、ここ1か月は停滞気味、再浮上のキッカケがほしいところ。
リーグ戦の対戦成績を振り得ってみると、名古屋が30勝6分21敗と勝ち越し、ここ4試合も3勝1分の負けなしと相性がいい。
果たして浦和が前回の借りを返すのか、名古屋が返り討ちにするのか。『明治安田J1』第20節・浦和×名古屋は10月4日(日)・埼スタにてキックオフ。チケットはREX TICKETにて発売中。試合の模様はDAZNにて生配信、テレ玉、NHK BS1にて生中継。
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