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潮目は変わった。浦和レッズは10月10日『明治安田生命J1リーグ』第21節・サガン鳥栖戦で浮上のキッカケを掴んだ。
試合は鳥栖が押し込んだ展開で進んだ。41分にMF関根貴大がペナルティエリアへ侵入しチャンスを作るも、シュートは惜しくもバーを叩く。64分に最大のピンチを迎える。途中出場のFW林大地にPKを与えたのだ。だが、林が自ら蹴り込んだPKをGK西川周作が目いっぱい伸ばした右手の指先で何とか触れてポストに救われた。そしてクライマックスは93分に訪れる。FW杉本健勇がうまく体を入れてボールをキープすると駆け上がったMFマルティノスへ、右サイドをえぐったマルティノスが左足アウトサイドでゴール前へパスし、途中出場のMF汰木康也が体ごとゴールへねじ込んだのだった。3試合連続ノーゴールに喘いでいた浦和が劇的な勝利で連敗を3で止めた。
殊勲のゴールを決めた汰木が「内容は少しずつ良くなってきているが、なかなか結果がついてこなかった。こういう試合を勝てたことでチームも乗ってくる。個人的にもひとつ取れたことによって、途中からどうやってチームに勢いをもたらすか、選択肢を増やせれば」と胸を張れば、PKストップの西川も「自分たちに必要なのは勝利。ここ数試合結果が出ない中でも内容は自分たちが目指すサッカーを体現できていたので、結果を出せたことはチームのキッカケになると思う。3連戦の1試合目を無失点で勝てたことは、チームにとっても明るい材料になった」と頬を緩ませた。
続く10月14日・第22節・柏レイソル戦は立ち上がりから浦和が次々とチャンスを作るも41分にカウンターから10番江坂任の見事な個人技で先制される。後半に入っても決定機を連発し、59分にはコーナーキックの流れからFW興梠慎三が泥臭くゴールで追いついた。その後互いに2点目を目指すもフィニッシュの精度が至らずに1−1。勝点1を分け合う結果にも、浦和は相手の倍近い20本ものシュートを放った。試合後、大槻毅監督は「いいゲームをしたという印象を持っている」と控えめに手応えを口にした。
鳥栖戦を境に浦和にいい流れが来ている。だからこそ、次が重要である。次節の相手はベガルタ仙台だ。対する仙台は4分8敗と12試合連続勝利なしと負のスパイラルから抜け出せずにいる。
果たして浦和が複数得点で手応えを確固たる自信に変えるのか、仙台が2か月ぶりの勝利を飾るのか。『明治安田J1』第23節・浦和×仙台は10月18日(日)・埼玉スタジアム2002にてキックオフ。この試合はぴあ冠協賛試合として開催。チケット発売中。試合の模様はDAZNにて生配信。
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