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浦和レッズ×湘南ベルマーレ。言わば無風状態の両軍の対決である。浦和が13勝6分12敗・勝点45の10位なら、湘南は6勝7分18敗・勝点25の16位。本来ならば最下位ベガルタ仙台と勝点1差しか離れていない湘南は崖っぷちの戦いを強いられるところだが、今季の『明治安田生命Jリーグ』に降格はない。一方の浦和もすでに今季限りでの大槻毅監督の退任が発表されている。互いにモチベーションを保ちにくい終盤戦だからこそ、プロの矜持が試される。『明治安田J1』第32節をただの消化試合に終わらせるわけにはいかない。サポーターたちへ来季への希望を見せ付けるのだ。
浦和は前節の悪夢を払拭したい。11月29日・第30節は11分に鹿島アントラーズに先制点を献上するも、その後は浦和がチャンスを作った。19分にマルティノスのスルーパスを受けた橋岡大樹がオーバーラップしゴール前に鋭いクロスを折り返すもレオナルドには合わず。43分には山中亮輔が蹴り込んだ左CKを橋岡がすらし、興梠慎三がヘッドを叩き込むも枠をとらえず。45分にはドリブル突破した汰木康也からの横パスをマルティノスが左足をダイレクトに合わせるも、ゴールポストに阻まれたのだった。
好機を逃した浦和は後半大きな代償を支払うことに。鹿島の猛攻にさらされ、0-4の完敗を喫したのだった。これまでも第6節・柏レイソル戦での0-4や第9節・名古屋グランパス戦の2-6、第27節・横浜F・マリノス戦での2-6と4点差を付けられたことがあったが、大槻監督は今回の敗戦は本質が違うと振り返った。「柏戦はミスから失点して、自分たちのやるべきことができなかった。名古屋戦とマリノス戦は前から行こうとしたところを裏返しのように突かれた。今日の場合は開始直後から球際でもう少しやらなければいけない場面が多かった。ゲームの入りでの早い失点、後半の早い時間の失点、ゲームコントロール、強度や局面のバトルも含めて残念な結果」と悔しさを滲ませた。
一方、湘南は第23節・柏戦から第27節・ヴィッセル神戸戦まで6戦負けなしと上げ潮に乗ったが、ここ4試合は2分2敗とトーンダウン。ガンバ大阪との前節は試合の入りに失敗するとともに、フィニッシュの精度を欠き1-2でゲームを落とした。試合後、浮嶋敏監督は「チケット完売の中、残念なゲーム。試合の入りのところが本当に悪かった。これは私の最初のプランも含めて、非常に反省すべき点」と自省した。
果たして、ピッチ上でプロのプライドを見せ付けるのは浦和か湘南か。『明治安田J1』第32節は12月12日(土)・埼玉スタジアム2002にてキックオフ。チケット発売中。試合の模様はDAZNにて生配信。
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